SNS投資詐欺の最新事例をプラットフォームごとに紹介|手口を知って対策しよう

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投資マニアさわです。

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投資マニアさわ
41歳の投資マニアです。ほったらかしでお金が増える投資が大好物。不動産投資(ワンルームマンションが特に好き)を基盤としています。投資運用総額約6億円。年間手取り家賃収入約800万円。現在IT系コンサルティング企業勤務。過去には金融機関や外資系IT企業に勤務。宮崎県出身。1児の父。

「最近多いと聞くSNSの投資詐欺について知りたい」
「騙されないよう対策したいけど、何に気をつけたらいいのかわからない」

今回は、こんな悩みを抱える方へ向けて、近年増加の一途を辿るSNS投資詐欺について解説します。InstagramやThreads、X、Tiktok、Facebookなど、プラットフォームごとの傾向についても触れます。

本記事では、さまざまなSNSのプラットフォームで確認された、SNS上における主な投資詐欺の手口とその対策を解説します。騙されないよう未然に防ぐ方法を模索している方はぜひ参考にしてください。

SNS投資詐欺は2024年1〜9月で被害額703億4千万円!

SNSを利用してお金を騙し取る投資詐欺の被害額は、警視庁によると2024年1〜9月の間で703億4千万円にものぼりました。

(出典:日本経済新聞「SNS投資詐欺、24年1〜9月被害700億円 ロマンスも深刻」

この703億4千万円という被害額は、2023年の同時期と比較して4.7倍となっており、ほとんどのケースで1人当たり500万円以下のお金を騙し取られています。

しかしSNS投資詐欺は被害が高額になるまで気づきにくい特徴があり、中には被害額が5,000万円を超えるようなケースもあります。

また被害者の主な年齢層は40~70代となっており、オレオレ詐欺のようなほかの特殊詐欺と比較すると幅広く、誰が被害にあってもおかしくはありません

ニュースや広告などでも広く注意喚起されているため、普段から詐欺について警戒している方は多いでしょう。

しかし、実際に詐欺被害に遭遇すると冷静に考えられない状況に陥りやすいものです。

具体的なSNS型投資詐欺の手口を紹介しますので、怪しい通知やメッセージが来たらすぐに気づけるよう、一緒に見ていきましょう。

SNSにおける投資詐欺の「勧誘する手口」

ここからは、投資詐欺へ勧誘する手口と、お金を騙し取る手口に分けて、それぞれ解説していきます。

まずは、SNSにおいて投資詐欺へ勧誘する手口を紹介します。

有名人になりすましたニセ広告から誘導する

警察庁でも注意を呼び掛けており、とくに急増している投資詐欺の手口が、SNS上に掲載した有名人になりすましたニセ広告からの誘導です。

広告塔として投資に詳しい有名人を使用することが多く、興味をそそられたターゲットがクリックすると、その有名人を装ったSNSアカウントとつながる仕組みとなっています。

そして「必ず儲かる」「無料の投資セミナーをあなただけに教える」などのメッセージでターゲットを勧誘します。

DMを通じて投資話を持ちかける

特に、InstagramやXなどでDMを通じて投資話を持ちかける手口です。

詐欺師は「株を教える」「投資に興味ありますか?」などとDMを無差別に送り、返信がきた人をターゲットにし、投資に持ち込みます。

グループチャットに招待してサクラを利用しながら信用させる

投資詐欺グループのグループチャットへ招待して、「ほかの人も成功している」「儲かる投資法なんだ」と信用させて勧誘する手口です。

広告のクリックやSNSのDMを通じてターゲットを強制的に詐欺師とつなげ、「投資交流」「投資勉強会」「FX・不動産情報交換」などといった名称のグループチャットへ招待します。

グループチャットには多くの場合、投資を教える「師匠」や「先生」と呼ばれる人が存在します。

そしてサクラである参加者が成功体験を伝えたり誉め称えたりして、まるで「うまい話」であるかのようなチャットを繰り広げるのです。

閲覧したターゲットが「自分も投資した方がいいのかもしれない」と思うように仕向け、投資に手を出させる流れに持ち込みます。

SNSを通じたやりとりで恋愛感情を抱かせる

SNSを通じたやりとりで「自分に好意があるのでは?」と恋愛感情を抱かせる手口です。SNS型ロマンス投資詐欺といわれています。

多くの場合、詐欺師は外国人や海外に住んでいる日本人のようなSNSアカウントを装い、「運命的」「かっこいい」などと好意があるようなメッセージを送ります。

たとえ一度も会ったことのないような相手でも、褒められたり相手から好意的な言葉をかけられたりしたら、うれしくなってしまいますよね。

徐々にターゲットが恋愛感情や親近感を抱くようになるのを狙いとし、タイミングを見計らって「結婚後のために投資しよう」「投資で結婚資金を増やそう」などと投資を持ちかけます。

SNSにおける投資詐欺の「お金を騙し取る手口」

つづいては、投資に勧誘したあと、どのようにしてお金を騙し取るのかを解説します。

投資サイトを紹介し、お金を振り込ませる

海外の投資サイトなどを通じてお金を振り込ませる手口です。

投資サイトへ振り込ませる費用の名目としては「投資金」や「手数料」が一般的で、1回ではなく複数回にわたって入金を指示するので高額な被害となりやすいです。

振り込んだ金額に基づいて、数字上だけ利益が出ているように見せかけるケースもあります。

一定期間が過ぎれば詐欺師は連絡を絶つため、そのタイミングで詐欺被害に気づくケースが多いですが、お金が戻ってくることはほぼありません。

出金できないようにする

投資などのために振り込んだお金を出金できないようにすることで、出金するためにさらなる大金をつぎ込ませる手口です。

以下が、出金させないために詐欺師が取る一般的な手口です。

  • 「出金手数料や税金などが必要」と言う
  • 「最初の〇か月はお金を引き出せない」と出金を引き延ばす

たとえばターゲットが50万円ほど出金しようと思って詐欺師へ連絡すると、150万円もの税金の支払いを求められるケースなどがあります。

お金を用意できなければ引き出せず、支払えたとしても詐欺師にのらりくらりと交わされて、結局出金できないケースも少なくありません。

また投資を始めて3か月は出金できないといわれ、気づいたときにはアカウントを削除されてしまう手口もあります。

後払いの報酬で安心させる

詐欺師が投資方法を無料でレクチャーし、成果が出たときのみ費用をもらう「成功報酬報酬」で騙し取る手口です。

「最初は投資方法を無料でレクチャーするので、目標の50万円を超えたら5%いただいています」
「利益が100万円超えたときに10%いただきます」

このように提案されたら、お金を払う必要がないのであれば、まずは話だけ聞いてみようと感じる方もいるのではないでしょうか。

一見この手口は、投資者側は成功するまで損をしないように見えるかもしれません。しかし詐欺師のもとで投資用口座を開設することとなり、投資資金を振り込むよう指示を受けてお金を騙し取られてしまいます。

さらにもし儲けが出た場合は成功報酬を要求されるので、投資する側にメリットはありません。また詐欺師がレクチャーする内容はインターネット上で調べたらわかるようなことばかりで、有料級の情報は皆無です。

「儲かったときだけ費用を支払えばいい」といった甘い誘いには乗らず、詐欺の手口のひとつであることをあらかじめ知っておきましょう。

投資アプリをダウンロードさせてお金を振り込ませる

SNSを利用した投資詐欺では、投資アプリをダウンロードさせてお金を振り込ませるケースもよくあります。

詐欺師はターゲットのスマートフォンに投資アプリのダウンロードをするよう指示して、投資金を振り込ませます。

投資アプリは利益が出ているように表示できる仕組みになっており、たまに配当金として数万円をターゲットの口座へ入金していくのです。

こうすることでターゲットに詐欺だとは思わせず、投資金をさらに振り込むように仕向けます。

いざターゲットがお金を引き出そうとしても、手数料や税金を名目に詐欺師から出金を断られ、最終的に連絡も取れなくなります。

もちろんほとんどのケースで投資金は戻ってこず、詐欺被害にあってもターゲットは泣き寝入りするしかありません。

投資の一種「バイナリーオプション」を利用する

投資の一種である、バイナリーオプションを利用して「簡単に稼げる」と誘ったり、ツールを売りつけたりして、お金を騙し取る詐欺の手口です。

バイナリーオプション:通貨や株式の価格が一定期間を経て上回るか下回るか、二者択一で予測する投資

バイナリーオプションを利用してお金を騙し取る手口はさまざまですが、代表的なものとして以下4つを紹介します。

お金を騙し取る手口 詳細
成功者風の美女が投資レクチャー 「私が勝っている方法を教えてあげる」と投資方法をレクチャーしながら口座への入金をすすめる
高額ツールや情報商材の売りつけ 「このツールを使えば勝てる」といって高い投資用のツールや商材を売りつける
出金トラブル 投資の儲けを出金しようとしたら税金や出金手数料がかかるといわれ、引き出せない
偽サイトへの登録 ニセのバイナリーオプションサイトへ誘導して、口座開設や入金させるよう仕向ける

たとえば、バイナリーオプションに詳しいと主張する美女がSNSを通してレクチャーすると誘い、指定した口座へ投資資金を入金するよう仕向けたり、出金時に手数料を支払うよう要求したりします。

美女のアカウントにはいかにも成功していそうな豪華な写真や、海外の写真が投稿されているため、自分も投資で成功できるとターゲットを錯覚させ、お金を騙し取るのです。

またバイナリーオプションに勝つために必要であると、専用の高額なツールや情報商材を売りつけるケースもあります。

安易なSNSからの「簡単に稼げる」という言葉には、騙されないようにしましょう。

SNSであった投資詐欺の事例をプラットフォームごとに紹介

つづいては、実際にSNS上であった投資詐欺の事例を、プラットフォームごとに紹介していきます。

Instagramの投資詐欺事例

Instagramを通じて騙され、バイナリーオプションツールを売りつけられた投資詐欺事例を紹介します。

【事例】

突然知らない女性からInstagramでフォローされ、どのような人なのか被害者であるAさんはアカウントを確認。

すると投稿には子どもたちと優雅に暮らす日々やブランド品の数々が映っており、Aさんがうらやましく思っていると女性からDMが届き、バイナリーオプションに誘われた。

「誰でも簡単にできるし無料で始められる」という女性の言葉に惹かれ、女性のもとで試しに取引をやってみたところ、Aさんは8割超えの勝率をたたき出した。

本来なら1/2の確率なのに、なぜこんなに勝率がいいのか女性に聞いたところ、為替の上げ下げを予測できるツールを使っているからだという。

ツールは40万円するが、病気で職を失っていたこともあり、Aさんはすぐに元が取れると信じて購入。

当然ツールを購入したところでバイナリーオプションの勝率は上がるわけがなく、詐欺に気づいた。

TikTokの投資詐欺事例

TikTokで仮想通貨に誘われ、違約金名目でお金を騙し取られた事例を紹介します。

【事例】

BさんはTikTokを通じて通信アプリ「テレグラム」のグループチャットに招待され、仮想通貨をすすめられた。

はじめは3,000円ほどの少額からスタートしたが徐々に投資金額を増やし、Bさんは15万円ほどを送金。

専用サイトで投資の利益が出ているように見せかけられていたが、「送金や出金時に操作ミスをした」との理由で、違約金の支払いを求められるようになった。

Bさんだけでは違約金を支払えないため、家族のお金にも手を出し、最終的に被害額は300万円を超えた。

詐欺被害にあっているとBさん自身は気づかず、口座からお金が減っていることに気づいた家族によって、ようやく被害が発覚。

Xの投資詐欺事例

Xで知り合った「投資の先生」を信用した結果、お金を騙し取られた投資詐欺事例を紹介します。

【事例】

投資で資産を増やそうとXで情報収集をしていたCさん。

収益5600万円の女性デイトレーダーのアカウントを見つけ、女性ということに親しみやすさを感じてフォローした。

女性はFXに関する助言を頻繁に投稿しており、その通りに投資をするとCさんはお金を増やすことに成功。またCさんが投資に関する質問をすると丁寧な返信があり、コツをまとめたPDFを送ってくれることもあったため、「投資の先生」として信頼を寄せるようになる。

やりとりを続けて半年ほど経ったとき、女性がコピートレードという新たな投資を始めると投稿。

コピートレードとはプロのトレーダーの取引を再現して売買する投資手法で、彼女は海外のFX会社を利用するという。

Cさんは詐欺を疑いながらも、これまで築き上げた女性への信頼感を捨てきれず参加を決め、このタイミングで連絡方法がLINEへと変わった。

数百人が参加するLINEのグループチャットには「お金が増えました!ありがとう」という投稿が多く、Cさんは女性への信頼感をより高めた。

コピートレードへ参加後は慎重に1万円から開始したものの、勝ったり負けたりしながら徐々にお金が増えていったことからCさんはすっかり信頼。半年ほど経つと「高額な投資をしても良いかも」と思うようになり、意を決して200万円を振り込んだところ、取引の開始とともに口座の金額が減り始めてゼロになった。

それでもデイトレーダーを信頼していたCさんはなんとかなると感じていたが、1週間後にアカウントが削除され、音信不通となったことで詐欺だと気づいた。

Facebookの投資詐欺事例

Facebookに掲載された、実在する投資家を名乗った広告による投資詐欺事例を紹介します。

【事例】

DさんはFacebookで、「実在する投資家から投資の講義を受けられる」と書かれた広告を目にした。

実在する投資家の画像が堂々と使われた広告だったため、Dさんはまったく疑わず広告にアクセス。

すると投資家本人を名乗る人物からLINEで連絡が来て、投資の知識を基礎から学ぶようさらにグループチャットへ招待された。

投資家本人を名乗るアカウントからは投資に関する資料の配布や、投資家の名前で出版されている本の紹介をされる一方、グループチャットでは参加者が次々と取引の結果を報告。

お金を要求されることなく10日以上経ったことからDさんは詐欺だと疑うことなく、むしろ投資の勉強をしていくうちに自身も早く投資をしたいと感じるようになっていく。

さらにDさんには、投資のサポート役として女性アシスタントがつけられた。

女性アシスタントとは投資に関することだけでなく、プライベートに関してもLINEでやりとりを続け、親身になって話を聞いてくれたことからDさんは詐欺だと思うことはなく信頼しきっていた。

そしてDさんが広告をクリックしてから2週間が経ったころ、投資家を名乗る人物は「金」の取引を指示。

ほかの参加者が続々と取引を開始し、乗り遅れたくないと感じたDさんも参加を決め、紹介された投資アプリを通じてお金を振り込んだ。

見せかけの利益はどんどん増えて1,000万円を超えるようになり、Dさんはさらにお金をつぎ込む。

しかし1か月経ったところでDさんがお金を引き出したいと告げると、300万円の高額な出金費用を要求された。

仕方なく振り込むとさらに200万円要求され、どうしようもなくなったDさんは警察に相談したところ、詐欺だと発覚した。

SNS上での投資詐欺被害に遭わないための対策

最後に、SNS上での投資詐欺被害に遭わないための対策を解説します。

安易に信用せず、投資詐欺アカウントを見極める

SNSで知らないアカウントから連絡が来たら安易に信用せず、投資詐欺アカウントではないか見極めましょう。

投資詐欺アカウントの多くには、以下のような特徴があります。

  • ハイブランドの写真が多数掲載されている
  • 比較的新しいアカウントである
  • 具体的な数字で稼いでいることをアピールしている

いかにも投資で稼いでいると思わせる、高級品の数々や旅行風景などが多く投稿されているようなら、注意が必要です。

成功して充実した生活を送っていると見せかけるために、仲間に囲まれている投稿をすることもあります。

とくにプロフィール欄に「月〇〇円稼いでいます」「月商〇〇円達成」などと具体的な数字を載せてアピールしている場合は必ず疑いましょう。

また、専用の投資詐欺アカウントを新しく作成するケースも、なかにはあります。

最近SNSを開始したばかりの投稿数の少ないアカウントからメッセージが来たり、フォローされたりしたら安易に連絡を取り合わないようにしましょう。

SNSの投資詐欺に遭わないためには、知らないアカウントをまず疑うようにし、安易に信用しないことが大切です。

甘い話を警戒する

SNSで投資に誘われたとき、甘い話は警戒してください。

短期間で極端に高額な利益を謳う投資話は、その時点で詐欺の可能性が高いです。

たとえば相手が投資の話をしていたときに、以下のような言葉が出てきたら詐欺を疑いましょう。

  • 簡単に儲かる
  • 1〜2カ月で利益が出る
  • 毎月〇〇円の不労所得を得られる
  • 絶対に損しない
  • 今だけ特別に教える
  • 秘密の投資法を教える
  • やればやっただけ稼げる

投資は簡単に稼げるものではなく、勉強して得た知識をもとに資産を運用していく必要があるため、努力が欠かせません。

甘い話が出た時点で裏があると認識し、詐欺ではないか警戒しましょう。

投資先が実在する国の登録業者であるか確認する

投資先が実在する国の登録業者であるか確認してください。

日本の居住者相手に金融商品取引業をおこなうには、内閣総理大臣の登録を受けている必要があります。(出典:e-Gov法令検索「金融商品取引法 第二十九条」

また暗号資産交換業も平成29年4月1日からは金融庁・財務局への登録が必要になりました。(出典:金融庁「暗号資産に関連する事業を行うみなさまへ」

登録がない状態で金融商品の取引や、暗号資産の交換サービスをおこなうことは違法です。

内閣総理大臣の登録があるかは、金融庁の提供する以下のサイトから確認できるので、必ず取引をする前にチェックしましょう。

 >金融商品取引業の登録を受けている業者一覧
 >暗号資産交換業の登録を受けている業者一覧

詐欺師のなかには登録業者と似た社名で活動したり、公的機関になりすましたりする場合もあるので、しっかり確認して騙されないようにしてください。

投資をすすめる著名人がなりすましでないかまず疑う

投資をすすめる著名人がなりすましでないか、まず疑うようにしましょう。

著名人がすすめている投資が気になったときは、本人の公式アカウントや公式サイトから発信されているか、必ず確認しましょう。

投資詐欺の広告に無断で著名人の写真を使用されているケースは多いので、必ず本人から発信している情報なのか確認してください。

個人情報を教えない

投資詐欺に遭わないためには、安易に個人情報を教えないことが大切です。

電話番号や住所など、一度個人情報を漏らしてしまえば執拗に電話が来たり、投資に関する書類が勝手に郵送されたりして、投資をせざるを得ない状況になりかねません。

また「拒否すればあなたの個人情報は関係部門に転送されます」というように個人情報を盾にして、さらにお金を搾取しようとするケースもあります。

以下の対策を徹底して、個人情報を安易に教えるような状況を作らないようにしましょう。

  • SNSのメッセージで不審なリンクへ案内されたらアクセスしない
  • アプリの登録をすすめられてもダウンロードをしない

振込先の口座に不審な点がないか疑う

SNSで投資詐欺に遭わないためには、振込先の口座に不審な点がないか疑ってください。

投資詐欺でよく使われる手口には以下のようなケースがあり、通常の投資ではまずあり得ません。

  • 振込先を個人名義に指定される
  • 振込先の口座が毎回変わる

口座名義人と投資との関連がわからない、入金先の口座が前回と異なる、といった場合は詐欺の可能性が高いです。

振込先の口座についてよく確認し、詐欺ではないかと疑ったうえで判断しましょう。

SNS上での投資詐欺は巧妙化している!まずは疑い、周囲にも相談して未然に防ごう

本記事ではSNS上での投資詐欺について、手口や事例、対策を解説しました。

SNS上での投資詐欺はお伝えしたとおり巧妙化しているので安易に信用せず、いかに警戒するかが重要です。

投資で簡単に儲けることはできませんし、成功する投資法をだれかが無料で投資方法を教えてくれることはありません。

常に最新の情報を収集しながら、冷静な判断で被害を未然に防ぎましょう。

分からないことがあればLINEで相談に乗っています。最近は投資詐欺に関する相談も急増していますので、何かしら役立つ情報提供ができるかもしれません。