【複利の効果】100万円を投資すると30年後には?

アルバート・アインシュタインは、次のような名言を残しています。 「複利は人類最大の発明。 知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(Compound interest is man’s greatest invention.
皆さんは「複利」という言葉を聞いたことがありますか?アインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだことでも有名な「複利効果」は、資産運用を効果的に行う上で欠かせない考え方で、運用期間が長くなるほど効果が大きくなります。皆さんが銀行にお金を預けたり、金融商品を購入したりする際に耳にする「金利」には、大きく「単利」「複利」の2種類があります。両方とも金利の付き方を表す言葉で、どちらを選ぶかによって最終的な資産の増え方が変わってきます。

目次

 

1.複利とは?

簡単に説明すると以下となります。
利子にもまた利子がつくこと。』
投資や預金等で得た収益を当初の元本にプラスして
、運用して得られる利益を「複利」と呼びます。預金を例に挙げましょう。預金には利息がつきますが、その利息も含めた金額が元本となり、次回の利息が計算されることで利息が膨らんでいく仕組みのことを指します。

2.単利とは?

単利とは、投資で出た利益は毎回受け取り、投資元本で運用を続ける方法のことです。そのため、長期の運用においては同じ利率ならば、複利の方が大きく増えることになります。

3.単利と複利との違い

たとえば、年利10%の投資先に100万円を投資したとします。複利と単利では以下のように違いがでてきます。

30年後、複利運用して得られる金額が1,750万円、単利運用して得られる金額が400万円という結果になりました。

グラフを見て分かるように、15年目あたりから差がで始め、30年経過すると運用成績に大きな差が出ています。※あくまでシミュレーションです。将来の金額を確定させるグラフではありません。

この様に複利を理解して投資商品を検討する事で将来の資産を大きく変える事が出来ます。