株式会社トライブホールディングスの評判・口コミ情報まとめ|「医師専門資産形成コンサルティング」をうたう不動産会社!
こんにちは!
投資マニアのさわです。
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今回は、医師専門の資産形成コンサルティングから、不動産販売・仲介、物件管理業を営んでいる「株式会社トライブホールディングス」について、詳しく解説していきます。
近年は、同社のように特定の職業の方をターゲットにした不動産販売会社が目立ってきました。国家公務員や地方公務員を対象にしている企業もあります。
しかし、医師専門とはどのような事業を行っているのかと疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。
そこで、当記事では同社の評判や口コミ、会社概要、事業の特色などをフラットな目線で解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
株式会社トライブホールディングスとは
トライブホールディングスは、医師専門に不動産投資に関するコンサルタントを行うことで、不動産の販売や仲介、物件管理事業、海外不動産の仲介業に繋げている企業です。
会社概要
2010年設立のトライブホールディングスは、設立当初は違ったようですが、現在は医師に限定した不動産投資コンサルティング会社です。
ただし、同社代表の大山氏が元医師という訳ではありません。同氏があるクリニックの経営再建コンサルティングに携わったことがきっかけのよう。
同氏はこの経験から、医師ほど資産形成コンサルティングが必要な人はいないと感じ、医師に特化したコンサル会社となるため、次のことを徹底したとしています。
- 電話営業の完全撤廃
- 医師に特化した反響(問い合わせ)対応
以上が、同社が医師専門の不動産コンサル会社になった経緯ということです。
そんなトライブホールディングスの会社概要は、以下のとおり。
会社名 | 株式会社トライブホールディングス |
所在地 | 【東京本社】 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-9-10 渋谷アサヒビル 7階 【北海道支社】 【台湾支社】 【フィリピン ダバオOffice】 |
電話番号 | 【東京本社】TEL 03-6453-0788(代表) |
設立 | 2010年9月1日 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 大山 一也 |
事業内容 | ■アセットマネジメント事業 ■ディベロップメント事業 ■プロパティマネジメント事業 ■リノベーション事業 ■医療コンサルティング事業 ■生命保険及び損害保険代理業 |
免許 | 宅地建物取引業:国土交通大臣(2)第8713号 不動産特定共同事業許可番号:東京都知事台159号 有料職業紹介事業許可:13-ユ-313977 |
加盟協会 | (公社)東京都宅地建物取引業協会 (公社)全国宅地建物取引業保証協会 (一社)東京都不動産協同組合 (公財)全国賃貸管理ビジネス協会 |
取引金融機関 | みずほ銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 りそな銀行 ※順不同 |
会社HP | https://trivehd.co.jp/ |
主な事業内容
トライブホールディングスの会社情報を見る限り、事業内容は多岐にわたっていますが、主なものをまとめると下記のとおりです。
- 医師専門資産形成コンサルティング(ドクターズデスク)
- 海外不動産投資
- 賃貸管理事業
- リノベーション事業
この中でも特に「医師専門資産形成コンサルティング」に注力しているようで、医師専門にコンサルティングを提供する想いや、専任チームなどをアピールしている様子がうかがえます。
株式会社トライブホールディングスの5つの特徴
トライブホールディングスのサービスの特徴は以下の5つです。
- 医師専門の不動産コンサルティング
- 土地所有者には土地活用支援
- 海外不動産投資の案件を仲介
- 賃貸管理事業でオーナーの不動産賃貸業をサポート
- リノベーション事業で物件の原状回復やリフォーム
それぞれ見ていきましょう。
1、医師専門の不動産コンサルティング
トライブホールディングスは、不動産投資セミナーを少人数のオンラインで行うなど、セミナーを中心とした医師向けのコンサルティングにこだわっているようです。
そのため、受講する医師が希望する場所と時間に合わせ、マンツーマンの出張セミナーも行っています。
次のようなセミナーがあるようです。
- 初心者向け不動産投資セミナー
- 不動産投資リスク回避セミナー
- 失敗から学ぶリスクヘッジセミナー
- ワークライフバランス改善セミナー
なお、同社の公式サイトには「不動産投資の基本」として以下の記述がありました。
不動産投資の基本的な仕組み
不動産投資の収益の仕組み
これらは、不動産投資の基礎知識であり、ご存知の方も少なくないかもしれません。
しかし、次の「資産形成モデル」については、意外にご存知ない方もいると思われるので、少し詳しく見てみたいと思います。
3つの資産形成モデル
同社は、不動産投資の資産形成モデルとして「①節税効果」「②私設年金で第二の収入の確保」「③万一の事態に備えた保険」の3つを提示しています。
ひとつずつ見ていきましょう。
不動産投資の資産形成モデル①:節税効果
こちらは、所得税と住民税の節税効果について説明した図です。
投資初年度は不動産取得にかかった費用も経費として計上できるため、このとおり節税効果が得られる可能性が高いです。
ただし、経費として実際にキャッシュアウトしているので、手残りが増えるわけではありません。さらにこの節税効果は赤字経営の場合のみ得られるメリットです。
家賃収入で所得が増えれば、むしろ増税になる恐れもあります。
また、こちらは相続税における節税効果について説明した図です。
「この金額はあくまでイメージです」と注釈がある通り、課税対象額を35%まで下げられるというのは一例です。必ずこれだけの節税効果が得られるわけではありません。
また、節税効果が得られたとしても、不動産の遺産相続は遺産分割がしづらくなるので、トラブルにつながるケースもあり注意が必要です。
不動産投資の資産形成モデル②:私設年金で第二の収入の確保
不動産投資が私設年金として機能するロジックはこのとおりです。ただし、家賃が全て収入になるかというと、そこは少し注意が必要です。
理由は、物件は古くなれば設備の故障が増えたり、入居付が難しくなり、家賃を下げなければならない事態に陥る可能性があるからです。ですので、まるまる収入になるわけではないのですね。
不動産投資の資産形成モデル③:万一の事態に備えた保険
保険(団体信用生命保険)については、生命保険代りになるというロジックは正しいです。
とはいえ、それはローンで購入した物件に対するメリットであって、別にトライブから購入する決め手にはなりませんね。
2、医師の土地活用を支援
トライブホールディングスでは、医師の土地活用は、一般の投資家のように収益を目指すだけのものではなく、医師としての将来設計についての検討が必要としています。
具体的には、医療福祉制度を活用するためログハウスを建て住宅兼クリニックとして活用することを勧めているようです。
3、海外不動産投資の案件を仲介
トライブホールディングスは、海外現地法人をプノンペン(カンボジア)とダバオ(フィリピン)に設立しているようです。
同社によると、両国のGDPは上昇しており、今後も継続的で安定した経済成長が期待できるとしています。
土地が安く、建物割合が高いため大きな節税効果が得られるとの主張です。
同社ではこれらの海外不動産投資セミナーを開催しており、物件管理から売却支援まで現地法人で対応するとしています。
海外不動産は国内不動産より情報収集や予測が難しく、不動産投資初心者には扱いが難しい面もあります。くれぐれも冷静かつ慎重な判断をするようにしてくださいね。まだまだ日本の不動産は期待できますから、無理に海外不動産に手を出す必要はないでしょう。
なにかわからないことや心配なことがある場合は、気軽にわたくし投資マニアさわまでLINEください。
4、賃貸管理事業でオーナーの不動産賃貸業をサポート
トライブホールディングスは、賃貸管理業務を事業としており、上の画像のとおり2019年時点で3600戸の物件管理を請けているようです。
賃貸管理業務には、通常、一括借り上げ(サブリース)契約と賃貸管理代行契約がありますが、同社の公式サイトにはそのあたりの詳細が記載されていません。
これら契約の違いは以下のとおりです。
- 一括借り上げ(サブリース契約)
管理会社が一括借り上げする代わりに一定期間家賃保証をオーナーにする契約。管理会社が借主となるため、誰に貸しているのか、家賃はいくらなのかがオーナーからは見えない仕組み。家賃相場の80〜90%が保証家賃の相場。 - 賃貸管理代行契約
家賃の集金・入居者募集と審査・賃貸契約・クレーム対応・退去時の原状回復の立会と見積り精算などの業務をオーナーの代行として行う契約。家賃収入の3〜5%が代行手数料の相場。
5、リノベーション事業で物件の資産価値を向上
トライブホールディングスは中古物件の大規模改修(リノベーション)を勧めているようです。耐震性の向上やその他の機能を付加することで、資産価値を最大化できるとしています。
ただし、同社内にリノベーション設計や建築部署があるのか否かは不明なので、そのコストがどうなるかが不透明です。
リノベーションを行う際には、セカンドオピニオンも検討した方がコスト的に有利になることがあります。
生命保険代わりと言われたら要注意
不動産会社の中には「生命保険代わりになる」「保険料を圧縮できる」などと謳って不動産投資を勧める会社がありますが、これには注意が必要です。
不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信(団体信用生命保険)に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心=生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。
団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。
こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。
不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。
これは「生命保険代わり」に限った話ではなく、「節税対策」や「年金代わり」といったセールストークも基本的に同様です。もしもこのような内容で不動産を提案された場合は相談してくださいね。
こちらのページにこれまでの投資実績を掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。
株式会社トライブホールディングスの口コミ・評判
トライブホールディングスの口コミ・評判を調べてみましたので、参考にしてください。
- 担当の方の交替時に、少し伝達に不安がございましたが、ご後任の方が迅速にご連絡をくださいました。
- シックで洗練された会社。客の相談に親身になって相談してくれる。
このほかに、ちょっと微妙かな、と思える口コミも散見されました。ただし、匿名性の高い口コミを鵜呑みにするのは、危険だと思います。
またX(旧Twitter)では、同社が開催するセミナー情報に関するポストが多かったのですが、こちらも口コミとしては参考にしづらい印象でしたので割愛します。
株式会社トライブホールディングスについてよくある質問
トライブホールディングスに関するよくある質問を抜粋しましたので、参考にしてください。
同社は自社ブランドマンションを扱っていないのか?
公式サイトを見る限り、トライブホールディングスは自社ブランドマンションを取り扱っていないようです。
自社ブランドをもつデベロッパーや不動産販売会社の場合は、その時期にどうしても売りたい物件があり、必死に売り込む場合があります。
同社がコンサルタント業務を重視しているなら、むしろ自社ブランドがない方が縛りがないので、顧客にとって有利かもしれません。
不動産投資は節税になるのか?
不動産購入初年度は、購入する物件によっても前後しますが、物件価格の6%程度の購入諸費用がかかりますので、これが所得から控除できます。そのため、節税効果が見込めるのです。
しかし、次年度は家賃収入の分だけ所得が増えるうえに、購入諸費用は差し引けませんので、中古物件などでは、むしろ増税になることもあります。
不動産投資は所得税・住民税の節税目的だけにとらわれてしまうと失敗の原因になりかねません。2007年度の税制改正以前であれば、減価償却は定率法を選択できましたが、以降は定額法のみとなったからです。
定率法では、多額の減価償却を計上できましたが、定額法では耐用年数に応じて均等に償却することしかできなくなりました。これが節税効果が薄れた原因です。
株式会社トライブホールディングスのまとめ
ここまで株式会社トライブホールディングスの評判・口コミ情報や企業情報、サービスの特徴などを解説しました。
同社は、医師専門の資産形成コンサルティングをうたっており、医師向けの土地活用のほか、海外不動産投資の案件なども仲介しているようです。
賃貸管理なども請け負っているようですが、その契約内容の詳細はホームページからは読み取れませんでした。
不動産投資について相談する場合は、その辺りの詳細を契約前によく吟味しましょう。
不動産投資は適切な物件選びや管理方法、適正なローン利息で資金調達できれば、ローリスクでミドルリターンが得られる投資です。
しかし、物件選びや管理方法を間違ってしまうと、金額が大きいだけに余計な損失を抱えて苦労をすることに繋がってしまいますので注意してください。
株式会社トライブホールディングスを検討されている方へ
- 不動産投資は節税になります!と営業されていませんか?
→節税効果は数年です。延命措置も実はありますが。
- サブリース契約なので安心です!と営業されていませんか?
→サブリース契約のままだと物件売却ができないケースがあります。外すにはテクニックが必要です。
- 老後の資金のために現役時代に不動産を購入しましょう!と営業されていませんか?
→先の話よりも今から儲かる不動産投資をしませんか?
- 友達の友達から不動産業者を紹介されていませんか?
→その友達はあなたの人生を考えているのでしょうか? - 相場より高値で不動産を売却できると言われていませんか?(すでに不動産をお持ちの方)
→契約解除金狙いの可能性があります。
私は不動産投資マニアかつ元々不動産業者に出向した経験もあるため、お役に立てる自信があります。
もし気になる方はLINEでご相談ください。それでは!