スタートライングループ株式会社の評判・口コミ情報まとめ｜東京湾岸エリアの中古・新築マンションを提案する不動産会社

こんにちは！
投資マニアさわです。

本記事では、東京の中央区を拠点に事業を展開する「スタートライングループ株式会社」について詳しく解説します。

同社は湾岸エリアをメインに提案しており、新築・中古マンションの両方を扱っているとのこと。賃貸管理もワンストップで依頼でき、独自の地域情報メディアも運営しており、同社に興味を持っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、同社の会社概要、口コミ・評判などをもとに中立的な視点から評価していきます。同社から営業を受けている方や、湾岸エリアの不動産を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

スタートライングループ株式会社とは

参照：start-line

スタートライングループ株式会社は、東京の中央区を拠点に活動する不動産会社。

1998年に事業をスタートし、2024年時点での従業員数は113名、湾岸エリアを中心に約20店舗の営業所を持っているようです。

ここではまず、そんな同社の会社概要と事業内容を確認していきましょう。

会社概要

スタートライングループ株式会社の会社概要は以下のとおりです。

主な事業内容

スタートライングループ株式会社の事業内容は、以下の通りです。

• 不動産売買・賃貸仲介
• 賃貸管理
• 情報メディア運営　など

同社は不動産売買に加え、賃貸仲介も手がけているとのこと。売却相談も可能です。

地域に特化した情報メディアを運営しているので、湾岸エリアでの不動産投資を検討するならチェックしてみても良いでしょう。

なお、同社は賃貸管理も提供しているようですが、サブリースが含まれている点は気になりました。

サブリースは空室リスクの解消につながる一方、非常にリスキーな仕組みなので、絶対におすすめすることはできません。理由については後で詳しく解説します。

スタートライングループ株式会社の4つの強みや特徴

スタートライングループ株式会社の特徴は、以下の4つです。

1. 湾岸エリアの中古・新築マンションを手がけている
2. 賃貸管理をトータルサポートしている
3. 無印良品店舗内でインテリアの相談を受け付けている
4. 湾岸エリアの地域情報メディアを運営している

それぞれ見ていきましょう。

1.湾岸エリアの中古・新築マンションを手がけている

スタートライングループ株式会社は、中央区、港区、品川といった湾岸エリアをメインに手がけているそう。賃貸需要が見込める都心3区が含まれており、さらに神奈川の一部地域も扱っているなど、全体的な物件の選択肢はそれなりに幅広い印象です。

同社は新築・中古マンションだけでなく、店舗なども扱っているとのこと。都心でありながら、以下のように手頃な価格の中古物件も見受けられました。

参照：start-line

ただ、築40年程度の物件も多く扱っている点は少し気になりました。

もちろん、築古でも需要が高いケースはあるものの、老朽化に伴う修繕コストが発生したり、売却が難しくなったりするリスクを考慮すると、価格の安さだけを理由に安易に手を出すべきではありません。

同社に相談する際は、上記のような懸念要素も踏まえて提案してくれるかを観察しましょう。

2.賃貸管理をトータルサポートしている

株式会社スタートライングループは、賃貸管理についても提供しているとのこと。具体的な業務は以下の通りで、バリューアップを目的としたリノベーションも依頼できるようです。

• 集客
• 申込・契約・更新手続き
• 解約手続き
• 精算業務
• クレーム対応
• 滞納督促業務　など

そして、同社は毎月平均500件の仲介実績を持っているそう。マンション経営で重要な入居者募集においても一定のノウハウを持っているように思われます。

ただし、賃貸管理プランの中にはサブリースも見受けられました。

サブリース契約は、オーナーが貸主、不動産会社が借主となって賃貸契約を結ぶ仕組みであり、空室時でも不動産会社からオーナーへ家賃が支払われます。しかし一般管理に比べてサブリースは手数料が高く、だいたい10～15％ほど得られる家賃収入が少なくなります。

さらに、一般的にサブリースでは、礼金や更新料も管理会社に支払われる契約になっており、オーナーはこれらを受け取ることができません。つまり、一般管理を依頼した場合とサブリース契約した場合とでは、管理手数料の差以上に実際のキャッシュフローに開きが生じるのです。

サブリースの問題点は他にもあります。サブリース契約では借地借家法が適用されますが、これは借主の権利を保護するために作られた法律です。本来は貸主より立場の弱い借主を守るための法律ですが、サブリースでは管理会社が借主ですから、この立場を悪用することで下記のような対応が可能になってしまうのです。

• 委託先の業者にしか売却できない
• 実質的に解約不可の契約を結ばされた
• 突然大幅に家賃を引き下げられた

同社が上記のように悪質な対応を行った記録はありませんが、サブリース自体がオーナーにとって不利な契約形態であることは確かです。もし同社から勧められても、必ず通常の管理業務までに留めておきましょう。

3.無印良品店舗内でインテリアの相談を受け付けている

スタートライングループ株式会社は、無印良品　東京有明店にてインテリアに関する相談も受け付けているようです。検討している家具の配置やサイズ、カラーなどを3Dシュミレーターで確認でき、オンラインでも対応しているとのこと。

不動産投資には直接関係ありませんが、大手企業の店舗内でサービスを展開するには相応の信頼性が求められるはずなので、同社の品質を測る材料にはなるかもしれません。

また、同社は一部エリアでお片付けサポートも提供しているそう。マンション経営にはあまり関わりがありませんが、興味のある方は公式サイトで詳細を確認してみると良いでしょう。

4.湾岸エリアの地域情報メディアを運営している

スタートライングループ株式会社は、自社が得意とする湾岸エリアに特化した不動産・地域情報メディア「湾岸Rマガジン」を運営しています。

湾岸エリアにおけるグルメや娯楽、住まいなどのノウハウが掲載されています。

参照：start-line

ただ、このメディアはライフスタイルに絡む話題をメインに取り上げており、マンション経営のノウハウは掲載していないようでした。

賃貸物件に関する情報はいくつか見受けられるものの、不動産投資の情報収集にはあまり向かないようです。

生命保険代わりと言われたら要注意

不動産会社の中には「生命保険代わりになる」「保険料を圧縮できる」などと謳って不動産投資を勧める会社がありますが、これには注意が必要です。

不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信（団体信用生命保険）に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心＝生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。

団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。

こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。

不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。

スタートライングループ株式会社のクチコミ・評判

スタートライングループ株式会社をリサーチしたところ、参考になりそうな口コミは確認できませんでした。

同社のサービスの実態を知りたい場合は、実際の営業対応なども踏まえ、総合的に判断してみてください。

スタートライングループ株式会社についてよくある質問

スタートライングループ株式会社について、よくある質問を抜粋しました。

オフィスも仲介しているの？

スタートライングループ株式会社は、事業用オフィスの仲介も手がけているようです。

湾岸エリアで年間数千件の実績があるそうですが、基本的に賃貸仲介となるため、不動産投資にはあまり関わりがないかもしれません。

ザ・コンランショッププレミアムとは？

ザ・コンランショップとは、世界中の家具やインテリア雑貨を扱うショップです。同社から物件を購入することで優待が受けられるそうなので、気になる方は事前に問い合わせてみると良いでしょう。

&GARDENってなに？

&GARDENはフェイクグリーンを専門に扱うショップであり、多種多様な人工植物が揃っているよう。店舗だけでなくオンラインショップもあるため、興味がある方はチェックしてみてください。

スタートライングループ株式会社のまとめ

今回は、スタートライングループ株式会社の企業情報、サービスの特徴、クチコミ・評判などについて解説しました。

同社は湾岸エリアの物件をメインに扱っており、約20店舗の営業所で地域に根ざしたネットワークを形成しているようです。新築・中古マンションに加え、店舗なども扱っています。

また、同社は賃貸管理も依頼できるようですが、サブリースを扱っている点は要注意。オーナーにとって不利でしかない契約形態となるため、もし勧められても断り、通常の管理業務に留めるようにしてください。