株式会社プレサンスコーポレーションの評判・口コミ情報まとめ｜大阪を中心に自社ブランドを展開する総合不動産会社

こんにちは！
投資マニアさわです。

今回は、大阪、名古屋、東京の3都市を拠点に不動産事業を展開する「株式会社プレサンスコーポレーション」の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。

同社は自社ブランド「プレサンスシリーズ」をメインに扱っており、賃貸管理もワンストップで依頼できるようです。少額から始められるクラウドファンディングも提供しているので、同社に興味を持っている投資家も多いでしょう。

そこで本記事では、同社の事業内容や口コミなどをもとに、フラットな目線から解説していきます。プレサンスシリーズに興味を持っている方や、すでに同社から営業を受けている方は、ぜひ参考にしてください。

株式会社プレサンスコーポレーションとは

参照：pressance

株式会社プレサンスコーポレーションは、大阪の本社に加え、東京と名古屋にも支店を持っています。創業は1997年と比較的実績が長く、不動産事業の他にホテル、海外事業も手がけています。

ここからは、そんな同社の会社概要と事業内容をより詳細に確認していきましょう。

会社概要

株式会社プレサンスコーポレーションの会社概要は​​以下のとおりです。

主な事業内容

株式会社プレサンスコーポレーションの主な事業内容は以下のとおりです。

• 不動産開発・販売
• 不動産仲介
• 賃貸管理
• クラウドファンディング
• ホテル開発・販売
• 海外での不動産開発・販売　など

同社はマンションの開発・販売を主軸とするデベロッパーであり、自社ブランドを対象としたクラウドファンディングも提供しているようです。

賃貸管理については特徴が異なる3つのプランが設けられているので、ある程度オーナーのニーズに合わせて選べるかもしれません。

株式会社プレサンスコーポレーションの5つの強みや特徴

株式会社プレサンスコーポレーションの特徴としては、以下の5つが挙げられます。

1. 自社ブランド「プレサンスシリーズ」を展開している
2. 投資用中古マンション情報サイト「ユズサチ」を運営している
3. クラウドファンディングも提供している
4. 分譲マンション供給戸数ランキングで全国2位を獲得した
5. 3つのプランで賃貸管理をサポートしている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.自社ブランド「プレサンスシリーズ」を展開している

株式会社プレサンスコーポレーションは、以下6つのエリアで自社ブランド「プレサンスシリーズ」を展開しているようです。

• 大阪
• 名古屋
• 京都
• 神戸
• 東京
• 横浜

近畿圏の供給戸数No.1*を誇っており、大阪だけでも数十件の販売実績が掲載されていました。全体的に最寄り駅から10分程度の好立地が多く、内外装も高級感を意識している印象です。

*不動産経済研究所による2024年の調査

参照：pressance

また、自社販売となるため、適正価格で購入できるよう、必ず周辺相場を確認する点だけ忘れないでください。

2.投資用中古マンション情報サイト「ユズサチ」を運営している

プレサンスコーポレーションは、これから不動産投資を始める人へ向けて投資用中古マンションの情報発信をする「ユズサチ」を運営しています。

公式ホームページに記載の実績によると、入居率99％・管理戸数23,953戸などの数字を大きく打ち出してアピールしていますが、これがユズサチだけの数値なのか、プレサンスシリーズ全体の数値なのかなど、やや分かりづらい印象を受けました。

また、ユズサチは不動産投資初心者向けをうたっているだけあり、収支シミュレーションなどのサポートにとどまらず、不動産投資の仕組みそのものから詳しく説明するとしています。

初回面談でAmazonギフト券最大10,000円プレゼントのキャンペーンも実施しており、かなり間口を広げていることがうかがえます。

3.クラウドファンディングも提供している

株式会社プレサンスコーポレーションは、自社ブランドを対象としたクラウドファンディングも運営しています。全体的に利回り4%程度が多く、最低1万円から始められるとのことでした。

参照：pressance

会員特典なども設けており、低リスクで投資を学びたい方には向いているかもしれません。

ただ、クラウドファンディングはローンを組むことによるレバレッジが効かないため、実物不動産投資とは根本的に異なるものです。個人的に、無理にチャレンジする必要性はないように思います。

4.分譲マンション供給戸数ランキングで全国2位を獲得した

株式会社プレサンスコーポレーションは、様々なエリアで多くの自社ブランドマンションを展開しており、分譲マンション供給戸数ランキングで全国2位を獲得したようです。

参照：pressance

近畿圏、名古屋市内では10年以上連続でトップを獲得し、日本全国で約22,000戸もの自社ブランドを供給しているとのことでした。

有名デベロッパーと比較しても遜色ないパフォーマンスで、たしかに豊富な水準と言えるでしょう。

5.3つのプランで賃貸管理をサポートしている

株式会社プレサンスコーポレーションは、以下3つのプランで賃貸管理をサポートしているようです。入居者募集・審査やクレーム対応、リフォームなども一通り任せられるそうなので、不動産を運用するうえで大きな不足は感じないでしょう。

• 直接契約システム：賃料などがオーナーに直接振り込まれる
• 集金代行システム：同社が賃料などを集金する
• 当社借上システム：同社と賃貸契約を結び転貸する

「当社借上システム（サブリース）」は空室状態でも家賃収入が得られるので、一見すると魅力的に思えるかもしれません。しかし、借手に適用される借地借家法を悪用し、以下のような横暴を働く業者も少なくないため、絶対におすすめすることはできません。

• 実質的に解約できない契約を結ばされた
• 突然大幅に家賃を引き下げられた
• 好きなタイミングで売却できなかった

同社がこういった悪質な対応を行った記録はありませんが、仕組み自体がオーナーにとって不利なことに変わりはありません。もし同社から勧められたとしても、必ず集金代行システムに留めておきましょう。

生命保険代わりと言われたら要注意

同社から営業を受ける中で、「不動産は生命保険代わりになる」と提案された場合は、注意した方が良いでしょう。

これは、ローンを組む際に加入する「団体信用生命保険（団信）」を指しています。団信はローン返済中にオーナーに万が一のことがあっても、保険会社がローンを全額返済してくれる仕組みであり、たしかに生命保険のような役割を持っています。

しかし、そもそも不動産投資の目的は利益ですから、万が一の備えのつもりで買うのは目的を間違えています。

株式会社プレサンスコーポレーションのクチコミ・評判

株式会社プレサンスコーポレーションをリサーチしたところ、以下のような口コミが寄せられていました。

• 「立地が最高でした。家にも近く、見に行くにもすぐ行けます。」
• 「色々な事を知っているし、マンション以外の税金とかにも造詣が深い。」
• 「入居者がちゃんとついているので、フォローは完璧。」

上記を見る限り、同社は物件の品質や営業の対応において、一定の評価を獲得しているようです。一方で、とはいえ、いずれも匿名性が高いため、鵜呑みにするのはおすすめできません。

あくまで参考程度にして、実際の営業トークなども加味しつつ、総合的に判断してみてください。

株式会社プレサンスコーポレーションについてよくある質問

ここからは、株式会社プレサンスコーポレーションに関するよくある質問を紹介していきます。

居住用物件も扱っているの？

公式サイトによると、ファミリー分譲マンションも手がけているようです。販売物件を見たところ、大阪と名古屋がメインのようでした。

不動産売買以外の事業は？

株式会社プレサンスコーポレーションは、一般的な不動産事業だけでなく、ホテルの企画・開発も行っているようです。アジアや北米におけるマンション開発事業も手がけているそうなので、比較的活動している領域は幅広いように思います。

グループ会社は何社あるの？

株式会社プレサンスコーポレーションのグループ会社は以下のとおりです。

• 株式会社プレサンス住販：ファミリータイプマンションの企画・開発など
• 株式会社プレサンスリアルタ：中古住宅の買取・販売・仲介
• 株式会社プレサンスコミュニティ：マンション管理
• 株式会社プレサンスギャランティ：家賃保証サービス
• 株式会社トライスト：新築、リノベーションなど
• 株式会社三立プレコン株式会社：マンションの企画・設計、販売など
• 株式会社プレサンスホームデザイン：リフォームや買取、売買仲介など

数が多い印象ですが、不動産投資を行うだけなら同社に問い合わせれば問題ないでしょう。各社の情報は公式サイトに掲載されているので、興味がある方はチェックしてみてください。

株式会社プレサンスコーポレーションのまとめ

本記事では、株式会社プレサンスコーポレーションの特徴や口コミ、提供しているサービスの内容などを詳しく解説しました。

同社は自社ブランド「プレサンスシリーズ」を展開しており、全国で20,000戸を超える供給実績があるようです。クラウドファンディングも提供しているため、少額から投資にチャレンジしたい方には重宝するかもしれません。

また、同社は賃貸管理もワンストップで依頼できますが、サブリースを提供している点には注意が必要です。今回触れたとおり、非常にリスキーな契約形態となるため、必ず集金代行プランまでに留めておきましょう。