株式会社ニッテイライフの評判・口コミ情報まとめ｜都内全域で物件の企画開発・売買仲介などをトータルサポートする不動産会社

こんにちは！
投資マニアさわです。

今回は、東京の新宿を拠点に都内全域の不動産を提案している「株式会社ニッテイライフ」の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。

同社は区分マンションをメインに扱う中、自社ブランド「セリュークス」も展開しており、同社に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、同社のサービス内容や口コミなどをもとに、フラットな目線から評価していきたいと思います。すでに営業を受けている方や、同社ブランドマンション「セリュークス」の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

株式会社ニッテイライフとは

参照：nitteilife

株式会社ニッテイライフは、2001年から事業を展開している不動産会社です。ワンルームマンションを中心に分譲・仲介を手がけており、管理・運営までトータルプロデュースしている点を強みとして謳っています。

ここからは、そんな同社の会社概要と事業内容をより詳細に確認していきましょう。

会社概要

株式会社ニッテイライフの会社概要は​​以下のとおりです。

主な事業内容

株式会社ニッテイライフの事業内容は以下のとおりです。

• 不動産企画・開発
• 不動産売買仲介
• 賃貸管理
• メディア運営　など

同社は自社ブランド開発に加え、不動産売買仲介を主軸としており、マンション経営に関するノウハウ発信にも積極的です。

また、2つのプランで賃貸管理をサポートしていますが、サブリースを提供している点には注意が必要です。

後で詳しく解説しますが、これは非常にリスキーな仕組みなので、もし勧められても絶対に断るようにしましょう。

株式会社ニッテイライフの4つの強みや特徴

株式会社ニッテイライフの特徴としては、以下の4つが挙げられます。

1. 都内全域の区分マンションを提案している
2. 賃貸管理がワンストップで依頼できる
3. コラムでノウハウ発信している
4. 自社ブランド「セリュークス」を展開している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.都内全域の区分マンションを提案している

株式会社ニッテイライフは、都内全域の区分マンションをメインに提案しているとのこと。本拠地である新宿エリアには特に注力しているようで、ペット可の不動産も豊富に扱っています。

販売中の物件を見たところ、西東京エリアや神奈川などの区分マンションも見受けられ、全体的に最寄駅から徒歩10分圏内の好立地が多く、築浅も豊富なように思います。

参照：athome

加えて、同社はオーナーチェンジ物件の選択肢も豊富でした。オーナーチェンジ物件はすでに入居者がいるので、購入してすぐに家賃収入を得られるメリットがあります。

しかし検討する際は、「元オーナーがなぜ手放したのか」という背景をしっかり調査しなければなりません。そのまま持っていれば確実に収入になるにも関わらず手放すということは、物件自体が何らかのトラブルを抱えている可能性があるからです。

資産整理などの健全な理由によるオーナーチェンジなら問題ありませんが、住民トラブルや建物の瑕疵などのトラブルを抱えている場合は再考する必要があります。ダミーの入居者を入れて利回りを高く見せるような悪質業者も存在するので、慎重に調査しましょう。

2.賃貸管理がワンストップで依頼できる

株式会社ニッテイライフは、賃貸管理も一気通貫で対応しているようです。委託可能な業務内容は以下のとおりで、必要な機能は一通り揃っているように思います。

• 入居者の募集
• 入居者および連帯保証人の審査
• 入居時および退室時の立ち会い
• 家賃集金代行
• クレーム処理・賃貸借契約のオーナー代理締結
• 賃貸借料の交渉
• 入居時および退室時の立ち会い
• 修繕および修理の手配

加えて、同社はサブリースも提供しているとのこと。これは不動産会社と賃貸契約を結び、第三者に転貸する仕組みであり、たとえマンションが空室であっても一定の家賃収入が手に入るメリットがあります。

しかし、サブリース契約は借地借家法により、オーナーが不利な立場になります。中には借地借家法を悪用し、以下のような横暴を働く不動産会社もなかには存在します。

• 実質的に解約できな契約を結ばされた
• 突然大幅に家賃を引き下げられた
• 解約できず売却のタイミングを逃した

もちろん、同社が上記のような悪質な対応を行った様子は見受けられません。ただ、サブリースはオーナーにとって非常にリスキーな契約形態となるため、もし勧められても、必ず断るようにしましょう。

3.コラムでノウハウ発信している

株式会社ニッテイライフは、公式サイトでマンション経営に関するコラムも掲載しています。1ページのみですが、かなりのボリュームで運用のノウハウやメリット・デメリット、税金の知識まで幅広く網羅しています。

参照：nitteilife

会員登録不要で誰でも閲覧できるため、投資初心者の学習にも役立ちそうです。

ただ、出口戦略について触れられていなかったり、「マンション経営が年金・生命保険代わりになる」と謳っていたりと、気になる点もあります。

最終的に同社への問い合わせに繋げている点は仕方がないとしても、全体的に鵜呑みにできない内容が見受けられますので、あくまで参考程度に留めるようにしてください。

4.自社ブランド「セリュークス」を展開している

株式会社ニッテイライフは、東京都内を中心に自社ブランド「セリュークス」を展開しています。公式サイトには東京の大森と成増の2棟が掲載されており、いずれもワンルームタイプです。

参照：homes

システムキッチンやユニットバス、独立式の洗面台にシャワートイレなど、利便性に配慮した内装にもこだわっているようです。

ただ、内装にこだわれば当然そのぶん物件価格に反映されますから、資産価値と見合っているかどうかは良く確認する必要があるでしょう。

一般流通の物件とも比較検討し、出口戦略や賃貸需要の面でより有利に運用できる物件を探してみてください。

生命保険代わりと言われたら要注意

不動産会社の中には「生命保険代わりになる」「保険料を圧縮できる」などと謳って不動産投資を勧める会社がありますが、これには注意が必要です。

不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信（団体信用生命保険）に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心＝生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。

団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。

こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。

不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。

株式会社ニッテイライフのクチコミ・評判

株式会社ニッテイライフをリサーチしたところ、不動産オーナーではなく、管理物件の住人からの口コミがいくつか見つかりました。以下、一例です。

• 誠実で頼りになる会社でした。担当の方の説明は丁寧で好印象でした。
• トラブル時に迅速かつ柔軟に対応してくださりました。
• 退去費用の追加料金はなかった！
• なかなか出会えない優良な物件をご紹介下さり、営業の方からはとても親身に要望を聞いて頂き、契約となりました。

高評価な口コミが見受けられますが、あくまでネット上の匿名での口コミですから、そのまま鵜呑みにするのはおすすめできません。

もし同社の品質を知りたい場合は、直接問い合わせて実際の営業対応を加味したうえで判断してみてください。

株式会社ニッテイライフについてよくある質問

ここからは、株式会社ニッテイライフに関するよくある質問を紹介していきます。

株式会社ニッテイライフのグループ会社は？

株式会社ニッテイライフは、同じ新宿に拠点を持つ株式会社ニッテイの傘下のようです。

ニッテイライフとの具体的な棲み分けは記載されていませんが、ニッテイは昭和48年創業の老舗不動産会社であり、マンション売買や賃貸、保険代理業などを包括的に手がけています。

SNSは運用しているの？

ニッテイグループ全体でYouTubeチャンネルとInstagramを運営しているようです。ただ、物件紹介やノウハウ発信ではなく、社員へのインタビューが中心のようなので、あくまで同社をリサーチする目的で視聴してみると良いでしょう。

オーナーをサポートするサービスは？

株式会社ニッテイライフは、以下のようなサービスでオーナーをサポートしているようです。

• 資産価値の維持：メンテナンスや保守、リフォームなどのマンション管理
• NICメンバーシップ：独自のフォーラムやイベント、会報
• 確定申告サポート：税理士の紹介や確定申告の必要書類などを案内
• 売却相談：物件購入後の運用、売却
• 一顧客一担当制

独自の情報ネットワークや確定申告のサポートも受けられるようですが、いずれも具体的な料金などは掲載されていないため、詳細は事前に確認すると良いでしょう。

株式会社ニッテイライフのまとめ

本記事では、株式会社ニッテイライフの特徴や口コミ、提供しているサービスの内容などを詳しく解説しました。

同社は都内全域の区分マンションを扱っており、自社ブランドも展開しています。独自のコラムでマンション経営のノウハウも学べますが、情報に偏りがある点には注意が必要です。

賃貸管理もワンストップで手がけているようですが、サブリースを提供しているため、勧められた場合は断りましょう。