株式会社インテリックスの評判・口コミ情報まとめ|独自の不動産小口化商品「アセットシェアリング」を展開する不動産会社

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今回は、中古マンションのリノベ再販を主軸に事業展開する「株式会社インテリックス」の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。
同社は独自の「リノヴェックス」に加え、省エネに特化したパッケージも提供しているとのこと。最長20年のアフターフォローや個別相談会も随時開催しているため、同社を検討する方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな同社について、サービス内容や口コミ・評判などをもとにフラットな目線から評価していきます。すでに営業を受けている方や、不動産投資に興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
株式会社インテリックスのクチコミ・評判
株式会社インテリックスをリサーチしたところ、参考になりそうな口コミは見受けられませんでした。
Googleにはいくつか投稿が寄せられているものの、星のみの評価など、参考にならないものばかり。同社は創業から30年が経過する老舗企業ですが、にも関わらず全体的な口コミの数が少ない点は気になります。
とはいえ、これだけで同社を良いとも悪いとも判断できないので、以下、筆者がまとめた業者の特徴なども参考にしてもらえればと思います。
株式会社インテリックスとは
参照:intellex
株式会社インテリックスは、東京の渋谷に拠点を持つ不動産会社。2025年時点で創業30周年を迎える老舗企業であり、資本金は22億円、連結の従業員数は300名以上と事業規模は比較的大きい印象です。
ここからは、そんな同社の会社概要と事業内容をより詳細に確認していきます。
会社概要
株式会社インテリックスの会社概要は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社インテリックス |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル11F |
電話番号 | 記載なし |
設立 | 1995年7月17日 |
資本金 | 22億53百万円 |
代表者 | 俊成 誠司 |
事業内容 | 不動産売買 不動産賃貸業 不動産コンサルティング |
免許登録許可 | 宅地建物取引業者免許 国土交通大臣(5)第6392号 不動産特定共同事業者許可 東京都知事 第97号 |
加盟団体 | 一般社団法人 リノベーション協議会 公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会 一般社団法人 不動産流通経営協会 一般社団法人 全国住宅産業協会 一般社団法人 不動産証券化協会 一般社団法人 不動産特定共同事業者協議会 |
会社HP | https://www.intellex.co.jp/ |
主な事業内容
株式会社インテリックスが展開する不動産事業の内容は以下のとおりです。
- 不動産売買
- リノベーション
- コンサルティング
- 不動産小口化商品(アセットシェアリング)
- リースバック など
リノベーション物件の販売を主軸としつつ、コンサルティングやリースバックなども幅広く展開しているよう。
また、同社は20年間のアフターフォローも設けているようですが、賃貸管理については言及がありませんでした。マンション経営においては必須と言っても良いサービスですから、もし同社に依頼できない場合、管理の部分のみ他社も検討してみてください。
同社が展開する不動産小口化商品「アセットシェアリング」については、「実物不動産の良さはそのままに、小口化によって扱いやすく身近に」と謳っています。こちらの詳細は、のちほどさらに掘り下げます。
株式会社インテリックスの4つの強みや特徴
株式会社インテリックスの特徴としては、以下の4つが挙げられます。
- リノベーションで培ったノウハウを強みとしている
- アセットシェアリングで100万円から投資できる
- 最長20年のアフターフォローを設けている
- 個別相談を随時受け付けている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リノベーションで培ったノウハウを強みとしている
株式会社インテリックスは独自の「リノヴェックス」を主軸に物件の再販事業を主軸としており、施工パターンをパッケージ化せず、物件一つひとつに異なる内装を施しているようです。

参照:inteliex
同社は年間1,000万戸以上、販売累計2万戸を超えるそう。また、光熱費削減に加えて住宅ローン控除も使える省エネ特化のリノベーションパッケージも強みと謳っていますが、デザイン性や性能ばかりに飛びつくのは要注意です。
リノベーションで綺麗になるのはあくまで室内のみであり、極端に築年数が古いと建物自体の老朽化によって修繕コストが発生するリスクがあります。リノベ物件は適正価格が見えにくいだけでなく、周辺環境次第では十分な賃貸需要が得られない可能性もあるため、提案を鵜呑みにしないよう気を付けましょう。
同社に限った話ではなく、営業の提案に対しては常に疑う姿勢を持っておきましょう。不動産会社は物件を売るのが目的ですから、良く見せようとするのは当然。投資家はそれを鵜呑みにするのではなく、自分の目で見極めなければいけません。
もし自分で良し悪しがわからない場合は、わたし投資マニアさわにLINEしてください。利害の絡まない目線からアドバイスしますよ。
2.アセットシェアリングで100万円から投資できる
株式会社インテリックスは、一口100万円から投資できる不動産小口化商品「アセットシェアリング」を提供しています。
リノベーションで培ったノウハウを活かし、建物の価値を増すことができるのが強みと主張。さらに、専門家との提携やグループ企業との連携により、総合力のあるサービスが提供できるともアピールしています。
参照:inteliex
同社は「実物不動産の良さはそのままに、小口化することによってより一層扱い易く、身近に」と謳っていますが、これは他社で取り扱いのある不動産クラウドファンディングと基本的に共通する特徴です。
そもそも、不動産小口化商品はローンのレバレッジが活用できないため、実物不動産投資とは根本的にわけて考えるべきです。
少額と言っても、最低でも手元資金が100万円は必要な点も踏まえると、あえて利用する必要性は薄いかなと思います。
3.最長20年のアフターフォローを設けている
株式会社インテリックスは、自社が販売した物件に対して最長20年のアフターフォローを設けており、壁紙、水漏れ、建て付けといった施工由来のトラブルを保証しているようです。
この仕組みにより、同社は高い顧客満足度を獲得していると主張しています。
4.個別相談を随時受け付けている
株式会社インテリックスは、マンション購入希望者向けに個別相談会を随時開催しており、すでに物件を保有している投資家にも対応しているとのこと。無料かつオンラインで受講できるため、本業が多忙な方でも参加しやすいかもしれません。
参照:inteliex
ただし、相談会を頻繁に開催する企業は、相談会のコストが物件価格に乗っている可能性もあります。
受講後は個人情報をもとに営業をかけてくるリスクもありますから、その観点からもよく検討した方が良いと思います。
生命保険代わりと言われたら要注意
不動産会社の中には不動産投資が「生命保険代わりになる」と謳って勧めてくるケースもありますが、これには注意が必要です。
不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信(団体信用生命保険)に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心=生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。
団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。
こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。
不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。
これは「生命保険代わり」に限った話ではなく、「節税対策」や「年金代わり」といったセールストークも基本的に同様です。もしもこのような内容で不動産を提案された場合は相談してくださいね。
こちらのページにこれまでの投資実績を掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。
株式会社インテリックスについてよくある質問
ここからは、株式会社インテリックスに関するよくある質問を紹介していきます。
賃貸管理までサポートしてもらえる?
公式サイトを見る限り、同社が賃貸管理を手がけているかはわかりませんでした。マンション経営ではほぼ必須になってきますから、同社に依頼できない場合は他の管理会社も検討する必要があります。
アセットシェアリングの最低出資額は?
アセットシェアリングでは、最低出資額が一口100万円と定められています。決して安い金額ではないので、ローンのレバレッジが使えない点も加味すると無理に取り組む必要はないと思います。
同社の販売物件は?
販売物件は公式サイトの専用ページに記載があります。いずれもリノベーションが施されており室内は綺麗な状態ですが、肝心なのは周辺環境や建物自体の状態。その点を踏まえて総合的に判断してみてください。
株式会社インテリックスのまとめ
本記事では、株式会社インテリックスの特徴や口コミ、提供しているサービスの内容などを詳しく解説しました。
同社は独自のリノヴェックスと省エネ特化のリノベーションを強みとしており、比較的豊富な施工実績を持っているようでした。アセットシェアリングに加え、20年間のアフターフォローも設けているため、これから投資にチャレンジしたい方にとって取り組みやすい環境ではあるかもしれません。
同社はアセットシェアリングについて、「実物不動産の良さはそのままに、小口化することによってより一層扱い易く、身近に」と謳っていますが、小口化商品と実物不動産投資は全くの別物です。鵜呑みにして飛びつかないよう注意しましょう。
株式会社インテリックスを検討されている方へ
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