グランヴァン株式会社の評判・口コミ情報まとめ|自社ブランドを中心に、賃貸管理から売却までトータルサポートする総合不動産会社
こんにちは!
投資マニアさわです。
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今回は、マンションの企画・開発や賃貸管理などをワンストップで手がける「グランヴァン株式会社」の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。
同社は東京23区を中心に自社ブランドを展開しており、販売実績は累計約80棟に及ぶそう。セミナーも頻繁に開催し、賃貸管理や売却も依頼できるため、興味を持った方にとって、不動産投資を始めやすいサービス体制と言えるかもしれません。
そこで本記事では、同社のサービス内容や評判などをもとに、中立的な目線から解説していきます。すでに営業を受けている方や、同社の自社ブランドマンションに興味を持っている方は、ぜひ参考にしてください。
グランヴァン株式会社とは
参照:grandvan
グランヴァン株式会社は本拠地の新宿に加え、名古屋にも支店を持つ不動産会社。1999年創業で、ホテル事業やマンスリーマンションを扱う関連会社も持っています。
多数のマンションを企画・開発してきた実績からは、資金的体力のある業者という印象を受けます。
ここからは、そんな同社の会社概要と事業内容をより詳細に確認していきます。
会社概要
グランヴァン株式会社の会社概要は以下のとおりです。
会社名 | グランヴァン株式会社 |
所在地 | 【本社】 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-12 住友不動産新宿御苑ビル2階・9階【名古屋支店】 〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅2-4-3 ウエスタンビル72号 |
電話番号 | 【本社】 TEL:03-5363-6260(代) FAX:03-5363-6261【名古屋支店】 TEL:052-589-9700(代) FAX:052-589-9701 |
設立 | 平成11年11月 |
資本金 | 3,000万円 |
代表者 | 太田 勝 |
事業内容 | 不動産(マンション・戸建・アパート・店舗・土地)の売買、仲介、賃貸、リフォーム、リノベーション、 建物管理、有効活用のコンサルタント業務、エコ関連事業、保険代理店業務、相続相談 |
免許登録許可 | 宅地建物取引業/国土交通大臣(4)第7058号 マンション管理業/国土交通大臣(4)第033223号 賃貸住宅管理業/国土交通大臣(01)第003543号 |
加盟協会 | (一社)全国住宅産業協会 全国賃貸管理ビジネス協会 (公社)全日本不動産協会 (公社)不動産保証協会 (一社)マンション管理業協会 (公社)日本賃貸住宅管理協会 (一社)日本マンスリー協会 |
取引金融機関 | 関西みらい銀行、静岡銀行、商工組合中央金庫、東京スター銀行、きらぼし銀行、東日本銀行、北陸銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、オリックス株式会社、東京シティ信用金庫、武蔵野銀行、香川銀行、山梨中央銀行、他 |
提携金融機関 | オリックス銀行、株式会社ジャックス、株式会社クレディセゾン、他 |
取引先 | 株式会社堅城、興和地所株式会社、株式会社シティランド・クロサワ、株式会社福子工務店、横山産業株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社オープンハウス・アーキテクト、東急住宅リース株式会社、他 |
会社HP | https://www.grandvan.co.jp/ |
関連会社 | GV-Rent株式会社(マンスリーマンションなど) 株式会社館林プラザホテル(ホテル経営) |
主な事業内容
グランヴァン株式会社の主な事業内容は以下のとおりです。
- マンション企画・販売
- 建物管理
- 賃貸管理
- セミナー運営 など
自社ブランド「グランヴァンシリーズ」をメインに提案しています。独自セミナーも頻繁に開催しており、資格保有者による専門的なノウハウを強みとしてアピール。
また、同社は賃貸管理もワンストップで依頼でき、創業から約3,000件の管理実績を誇るそう。建物管理も自社対応しており、VR内覧やメンテナンスといったサポート体制も充実しているようですが、家賃保証を提供している点には要注意です。
サブリースを提案された場合はオーナーにとっては不利でしかありませんから、もし勧められても絶対に断ってください。詳しい理由は後で解説します。
グランヴァン株式会社の4つの強みや特徴
グランヴァン株式会社の特徴としては、以下の4つが挙げられます。
- 自社ブランド「グランヴァンシリーズ」を展開している
- 売却まで専任担当者がワンストップサポートしている
- 賃貸管理を自社で提供している
- ほぼ毎日セミナーを開催している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.自社ブランド「グランヴァンシリーズ」を展開している
グランヴァン株式会社は、東京23区を中心に自社ブランド「グランヴァンシリーズ」を展開しています。
これまでの販売実績は約80棟、入居率も99%と高水準を謳っており、実際に物件条件を見たところアクセス性が高い印象を受けました。
参照:grandvan
同社はオーナー・入居者向けの優待サービスや設備トラブルサポートなども提供していますが、この点については昨今珍しいものではないため、これだけに飛び付かずあくまで物件の品質やエリアの賃貸需要などから投資判断するようにしましょう。
また、入居率も同社の自己申告にすぎませんから、こちらも鵜呑みにするのはどうかと思います。販売価格などもわからないので、事前に確認したうえで慎重に検討してみてください。
同社に限らず、営業からの提案は常に疑う姿勢を持っておきましょう。不動産会社の目的はあくまで自社の利益ですから、物件を売るために良く思わせようとするのは当然。投資家はそれを鵜呑みにするのではなく、自分の目で見極める必要があります。
もし判断に自信が持てなければ、私にLINEしてもらえれば、フラットな目線からアドバイスします。
2.売却まで専任担当者がワンストップサポートしている
グランヴァン株式会社は専任担当者がワンストップで投資家をサポートし、運用・管理から売却まで相談できるそう。
ただ、不動産業界って離職率めちゃくちゃ高いので、話半分くらいに聞いておきましょう。
また、出口として売却まで相談できるのはよいですが、公式サイトだけでは買取か仲介か判断できませんでした。結論から言うと、投資用マンションを売却するなら買取の方がおすすめです。
というのも、これまでは業者同士が競合する観点から仲介の方が適正価格で売却しやすいとされていました。しかし最近は囲い込み・高預かり・違約金詐欺といった投資家の足元を見るような対応を取る業者が増えてきたため、リスクが高すぎます。
それよりも、信頼できる買取業者へ依頼した方が手間もかからずリスクも抑えられ、スムーズな取引ができるケースが増えています。
そもそも同社が買取を行っているかはわかりませんが、もし依頼できたとしても、同社の提案する買取価格が妥当なものであるかどうかは分かりません。買取業者の中にも明らかに相場より安く買い叩く業者は存在するため、周辺相場と比較して価格の妥当性をチェックしつつ、慎重に検討するようにしてください。
3.賃貸管理を自社で提供している
グランヴァン株式会社は賃貸管理も自社で対応しており、創業から約3000件に及ぶ管理実績があり、ノウハウを活かした管理品質、スピーディーな入退去などを強みとしているようです。
入居者募集や家賃回収、リフォーム工事といった必要性の高い業務は揃っている様子。VR内見やメンテナンスサポート、オンライン管理も提供しているようですが、このあたりは昨今導入業者が増えているので、おまけ程度に考えておきましょう。
なお、同社が設けている管理プランの中で、家賃保証については注意が必要です。同社は明言していませんが、これはいわゆるサブリースのこと。
サブリースは、不動産会社が借主となって賃貸契約を結ぶことで、入居者の有無に関わらず一定の家賃がオーナーへ支払われる仕組みです。同社は「査定賃料の95%という業界トップクラスの保証率」を謳っており、これが事実であれば、確かにサブリースにおける手数料としてはかなり良心的な設定と言えます。
しかしサブリース契約では礼金や更新料も管理会社が取得するのが一般的なので、実際には手数料の差額以上にキャッシュフローに開きが生じるものと考えた方が良いです。
サブリースの問題点は他にもあります。サブリース契約では借地借家法が適用されますが、これは借主の権利を保護するために作られた法律です。本来は貸主より立場の弱い借主を守るための法律ですが、サブリースでは管理会社が借主ですから、この立場を悪用することで下記のような対応が可能になってしまうのです。
- 解約不可な契約を結ばせる
- 好きなタイミングで売れない
- 突然家賃を大幅に引き下げられる
同社がそういった行為を行っているという情報があるわけではありません。ただ、サブリース契約自体が非常にリスキーであることに変わりはありません。もし営業から勧められても、必ず断りましょう。
4.ほぼ毎日セミナーを開催している
グランヴァン株式会社は初心者向けの不動産投資セミナーをほぼ毎日開催しており、無料かつオンラインで手軽に参加できるようです。
参照:grandvan
ただ、同社のセミナーにはいくつか気になる点があります。
まず、参加者向けにAmazonギフトカードをプレゼントしているようですが、こういったインセンティブを設ける不動産会社は、裏を返せば「そうしないと集客できない」とも考えられます。
そもそも広告で人を集めて、アマギフ配って・・・・と、かなりコストをかけていますから、物件価格が高くなっていないか心配です。
生命保険代わりと言われたら要注意
不動産会社によっては不動産投資が「生命保険代わりになる」と謳うケースもありますが、これには注意が必要です。
不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信(団体信用生命保険)に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心=生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。
団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。
こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。
不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。
これは「生命保険代わり」に限った話ではなく、「節税対策」や「年金代わり」といったセールストークも基本的に同様です。もしもこのような内容で不動産を提案された場合は相談してくださいね。
こちらのページにこれまでの投資実績を掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。
グランヴァン株式会社のクチコミ・評判
グランヴァン株式会社をリサーチしたところ、参考になりそうな口コミは見受けられませんでした。
Googleには管理対応に言及する低評価が上がっているものの、これだけで品質を決めつけることはできません。なお、公式サイトには利用者の声が掲載されていますが、こちらは同社の自己申告に過ぎませんから、鵜呑みにしない方が良いでしょう。
口コミはあくまで参考程度に留め、実際の営業対応なども踏まえて総合的に判断してみてください。
グランヴァン株式会社についてよくある質問
ここからは、グランヴァン株式会社に関するよくある質問を紹介していきます。
同社の販売実績は?
公式サイトにはグランヴァンシリーズの物件情報が掲載されています。同社は入居率99%、販売実績80棟を誇るそうですが、それらはあくまで自社申告の数字に過ぎませんから、実際の物件品質から判断するようにしてください。
建物管理は依頼できるの?
同社は建物管理も一気通貫で対応しており、販売したグランヴァンシリーズはほぼすべてを自社で管理しているとのこと。具体的なプランなどは掲載されていないため、詳細は営業に確認するのがおすすめです。
コラムは無料で閲覧できる?
同社は「グランヴァンタイム」というコラムを公開しており、比較的充実した情報量を無料で閲覧できるよう。ただ、2022年を最後に更新されておらず、最近はあまり積極的に発信していないものと思われます。
グランヴァン株式会社のまとめ
本記事では、グランヴァン株式会社の特徴や口コミ、提供しているサービスの内容などを詳しく解説しました。
同社は東京23区を中心に「グランヴァンシリーズ」を展開しており、これまでに約80棟の販売実績を誇るとのことでした。売却もワンストップで完結する体制なのはいいとして、高頻度でセミナーを開催していることから、初心者をターゲットとしたサービスを提供している点は認識しておいた方が良いと思います。
また、同社は賃貸管理も対応していますが、家賃保証(サブリース)を提供している点には要注意です。先ほど触れた通りこれは非常にリスクが高い契約形態となるため、営業の提案を鵜呑みにせず絶対に断るようにしましょう。
グランヴァン株式会社を検討されている方へ
- 不動産投資は節税になります!と営業されていませんか?
→節税効果は数年です。延命措置も実はありますが。
- サブリース契約なので安心です!と営業されていませんか?
→サブリース契約のままだと物件売却ができないケースがあります。外すにはテクニックが必要です。
- 老後の資金のために現役時代に不動産を購入しましょう!と営業されていませんか?
→先の話よりも今から儲かる不動産投資をしませんか?
- 友達の友達から不動産業者を紹介されていませんか?
→その友達はあなたの人生を考えているのでしょうか? - 相場より高値で不動産を売却できると言われていませんか?(すでに不動産をお持ちの方)
→契約解除金狙いの可能性があります。
私は不動産投資マニアかつ元々不動産業者に出向した経験もあるため、お役に立てる自信があります。
もし気になる方はLINEでご相談ください。それでは!