グローバルインベストメントラボ株式会社の評判・口コミ情報まとめ|「スターリングハウストラスト」を販売するコンサルティング会社

こんにちは!
投資マニアさわです。

本文を始める前に・・・

◆投資で成功したい
◆優良な投資先の見つけ方が知りたい
◆投資先の利回りの改善
◆不労所得を作りたい
◆投資先を解約、資金回収したい

当てはまる方は私にお任せください!

投資マニアさわ
41歳の投資マニアです。ほったらかしでお金が増える投資が大好物。不動産投資(ワンルームマンションが特に好き)を基盤としています。投資運用総額約6億円。年間手取り家賃収入約800万円。現在IT系コンサルティング企業勤務。過去には金融機関や外資系IT企業に勤務。宮崎県出身。1児の父。

本記事では、海外の信託商品を扱うコンサルティング会社「グローバルインベストメントラボ株式会社」について詳しく解説します。

同社は「スターリングハウストラスト(以下:SHG)」をメインに扱っており、これまでに約2万人近い投資家を集めたとのこと。総出資額は800億円を超えるそうですが、同社は2024年に業務禁止・停止処分を受けており、現在は実質的に新規申し込みを受け付けていないようです。

本記事では、同社の会社概要、口コミなどをもとにフラットな目線から実態を評価していきます。行政処分の背景が知りたい方や、将来的に投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

2024年10月31日、同社は金融商品取引法違反行為に係る裁判所への禁止及び停止命令の発令を受けました。同社は2024年8月に既に解散しているようです。こういう飛び道具的な投資案件はなかなかリスクが高いです。やはり手堅い不動産投資、保険、投資信託で堅実に資産形成するのが一番です。
損失を取り戻そうと、また危ない案件に手を出さないようにしてくださいね。投資は堅実が一番です。

グローバルインベストメントラボ株式会社とは

参照:gi-laboratory

グローバルインベストメントラボ株式会社は2020年創業のコンサルティング会社です。

海外の金融商品をメインに扱っており、他社との販売提携などを経て販路を拡張してきた様子。

まずは、そんな同社の会社概要と事業内容を確認していきましょう。

会社概要

グローバルインベストメントラボ株式会社の会社概要は以下のとおりです。

商号 Global Investment Lab 株式会社
(旧 ジーアイエル合同会社)
所在地 〒105-0001
東京都港区虎ノ門4丁目3-1 城山トラストタワー36階
連絡先 TEL:03-5422-1389
設立 2020年6月5日
資本金 1,000万円
代表者 伊藤 良
主要業務 企業、経営者向け資産コンサルティング業務
・利益の繰越しサービスの提供
・経営者向けの資産運用サービスの提供
・オンラインサービスの提供
提携会社 SIVEX株式会社

スターリングハウストラスト(SHG)を主軸に展開

グローバルインベストメントラボ株式会社が扱う「SHG」は、イギリスの銀行にプライベートバンクを設け、ニュージーランド当局の許認可を受けたうえで投資家の資産を運用する金融商品とのこと。

いわゆる信託サービスであり、以下のように公表利回りは高水準となっています。

銀行名称 The Royal Bank of Scotland plc(RBS)
最低預入 300万円(上限10億円)
*2年は元本がロックされるが、利息分の約3万円は毎月自由に引き出せる。
増額金額 100万円以上10万円単位
預入期間 無制限
月利 1%(年率12%)
元本保証 有り
開設手数料 USD1550(初年度のみ)
管理手数料 USD1100(2年目以降毎年)

日本円建てで口座開設でき、元本保証まで付帯しているとのこと。これだけ見れば好条件といえますが、開設・管理手数料が高額で、最低預入金額も高い点は気になります。

また、このサービスは日本の金融庁の認可は取得していないようです。同社はすでに行政処分を受けているわけですが、こうした運営状態からも健全性を欠いていたのかなという印象を受けます。

実は、ニュージーランド当局の許認可についても確認は取れていないようです。日本の金融庁の認可どころか、現地の認可も受けていないなら、話の全てが嘘でも不思議ではありませんね。

2024年に証券取引等監視委員会が業務禁止・停止を申し立て

2024年6月、証券取引等監視委員会が東京地方裁判所に対して、業務禁止・停止を命ずる申し立てを行いました。

グローバルインベストメントラボ株式会社の代表と販売代理店の主要メンバー2名が金融庁の登録をせずに募集行為を行なったことが問題としてあげられ、同社は実質的に閉業状態となっています。

なお、この申し立てがされる前に同社は約2万人から800億円以上の資金を募っており、未だ返金の目処が立っていない投資家も多いようです。

グローバルインベストメントラボ株式会社の特徴や動向について

グローバルインベストメントラボ株式会社が取り扱うSHGの特徴や、同社の動向について、下記のとおりまとめて解説していきます。

  1. 低リスク・高利回りと謳って勧誘していた
  2. 高額な手数料で解約を引き留めていた
  3. 約20,000人から800億円以上を募った
  4. 金融庁の登録を受けずに金融商品の出資を募集した

それぞれ見ていきましょう。

1.低リスク・高利回りと謳って勧誘していた

グローバルインベストメントラボ株式会社は、「元本保証」「年利12%の高利回り保証」の2つを引き合いに、SHGを高利回り低リスク商品と称して出資を募っていたようです。

当初入金した300万円を失うことなく、毎年36万、一か月あたり3万円の利息が得られるわけですから、数字だけを見れば非常に魅力的な信託サービスといえるでしょう。

ただ、最低預入金額の300万円はさておき、SHGに投資するには初年度に開設手数料1550ドル、次年度以降は毎年1100ドルとかなりのランニングコストが発生していた様子。

手数料を考えると実質利回りは年利12%とはいかなそうですが、それでも元本保証があるならかなり手堅い投資に思えますね。もちろん、説明がすべて事実だとすれば、ですが。

正直言うまでもないですが、こうした極端な高利回り低リスクを謳っている商品には、違和感を感じる必要がありますね。リスクとリターンは比例しますから。提案時点では魅力的に思えるかもしれませんが、そのまま鵜呑みにせず常に疑う姿勢を持ちましょう。

自分で判断できなければ、わたし投資マニアさわにLINEしてください。利害が絡まないフラットな目線から評価を伝えますよ。

2.高額な手数料で解約を引き留めていた

グローバルインベストメントラボ株式会社は、出資者に対して元本の10〜20%という高額な解約手数料を設定して引き留めていたようです。最低預入額の300万円で考えても30〜60万円の手数料が発生することになります。

解約手数料が高額なため、出資者は「せめて解約手数料の元を取ってからやめたい」というバイアスがかかりますからね。上手い解約防止措置と言えます。

3.約20,000人から800億円以上を募った

グローバルインベストメントラボ株式会社は、「高利回り低リスク」を謳いながら「高額な解約料」を設定することで、最終的におよそ9年間で約2万人から800億円以上の出資金を集めたと言います。単純計算で、年間2000人程度の投資家を勧誘した計算になりますね。

監視委はこの膨大な投資家からのトラブルやクレームを公開していませんが、実際にSNSを見たところ、同社と連絡が取れず、返金対応などにも悲観的な投稿が見受けられました。

2万人で800億ということは、平均出資額は最低預入額の300万円を大きく上回る400万円ほどになります。実際にはかなりばらつきがあるでしょうから、中には同社から支払われる利息だけを当てにして生活する高齢投資家などもいたでしょう。今回の件で生活費が振り込まれなくなったとすれば、かなり悲惨な結果が想像できてしまいます。

4.金融庁の登録を受けずに金融商品の出資を募集した

冒頭で触れた通り、グローバルインベストメントラボ株式会社は、すでに東京地方裁判所によって業務禁止・停止処分を受けています。

この直接的な要因は、同社が金融庁の登録を受けないまま、海外の金融商品の勧誘を行なったこととされています。こうした金融商品は仮に海外の許認可を受けていたとしても、日本で販売する以上、金融庁の登録は必須です。

ちなみに、監視委の報道によると「返金業務」までは禁止していない旨が明言されていますが、同社の公式サイトやSNSに具体的な対応や目処は掲載されていませんでした。

今回の件で被害を受けた方は、絶対に似たような投資で回収しようと思ってはいけません。もっと真っ当な投資、資産運用で損失分を取り戻していきましょう。

グローバルインベストメントラボ株式会社のSHGはポンジスキーム?

グローバルインベストメントラボ株式会社が扱うSHGは、元本保証かつ高利回りを謳う金融商品ですが、これにはかねてより「ポンジスキームではないか」という声があがっていました。

ポンジスキームとは、甘言で投資家の資金を募りつつ、実際には運用せずに新規参入者の預入金や既存投資家から支払われる管理手数料で配当金を賄い、ある程度出資金が貯まった時点で資金を持ち逃げする詐欺手法です。

同サービスは最低預入金、ランニングコスト共に高額であり、かつSHGの実態も不明であるという点でポンジスキームの特徴を満たしています。ポンジスキームはその仕組み上、初期に加入した投資家はきちんと利益が得られるため、この点も見分けにくい要因です。

最初からポンジスキームだったのか、単に管理、運営がずさんで許可を得ずに集客していたのか、そのあたりの確証はありません。ただ、明らかにリスクとリターンが見合っていない(今回の場合、リスクのわりにリターンが高すぎる)投資は基本的に控えておくのが賢明でしょう。

もし損失が数百万円程度なのであれば、ワンルームマンション投資で回収することは可能です。もちろんすぐすぐに回収とは言いませんが、数年かけて損害金をプラマイ0にまでは持っていけるでしょう。

グローバルインベストメントラボ株式会社のクチコミ・評判

グローバルインベストメントラボ株式会社の口コミは見受けられなかったため、今回はSHGをリサーチしました。

Xには「ポンジスキームだ」「解約を勧める」といった投稿があがっており、注意喚起の内容が多い印象です。

とはいえ、同社の謳い文句に対して疑う姿勢を忘れてはいけないのと同様に、こうした口コミに対しても鵜呑みにしすぎるのは危険です。いずれにせよあくまで参考程度に留め、実際にホームページなどを自分でも見て判断した方が良いかなと思います。

グローバルインベストメントラボ株式会社についてよくある質問

グローバルインベストメントラボ株式会社について、よくある質問を抜粋しました。

SHGの連絡先は?

SHGの運営にはメールで問い合わせられるようですが、複数のアドレスが存在しており、主要連絡先は確認できませんでした。返信がない、という口コミも見受けられるので、十分に機能しているとはいえないかもしれません。

セミナーは開催している?

同社は定期的に勧誘セミナーを開催していたようですが、行政処分を受けてからは当然白紙状態となっています。何かしらの進展があるまで、新規セミナーは開催されないものと考えるのが妥当でしょう。

セールスパートナーはどのくらい?

SHGには販売店として12人の人物が参加しており、セールスパートナーは400人を超えるとのこと。年間2000人を勧誘していた点を考慮すると、インセンティブなどを与えて比較的大規模に活動していたものと思われます。

グローバルインベストメントラボ株式会社のまとめ

今回は、グローバルインベストメントラボ株式会社の企業情報、サービスの特徴、クチコミ・評判などについて解説しました。

同社はイギリスの銀行口座を用いた信託サービス「SHG(スターリングハウストラスト)」を提案しており、これまでに約2万人から800億円超の出資金を集めたようです。ただ、金融庁の認可を受けていない点が問題となり、2024年時点では業務禁止・停止処分が下っています。

口コミなどを見る限り、今のところ返金対応や利息の支払いなども滞っている様子です。確証はないものの、状況的に本商品がポンジスキームである可能性はかなり高いでしょう。現在は実質的に閉業状態となっていますが、万が一再開してもおすすめはできません。

低リスクな資産運用に興味があるなら、わたし投資マニアさわに連絡してください。より安全な投資の手法を伝えます。こちらのページに実績などを掲載しているので、ぜひ読んでみてください。