ファンズ不動産は怪しい? SNS不動産の仕組みや口コミ評判、投資サービス「Funds」との違いを徹底調査

引用:ファンズ不動産

こんにちは!
投資ドクターさわです。

本文を始める前に・・・

◆不動産投資で成功したくありませんか?
◆提示価格よりも安く購入したくありませんか?
◆より高値で売却したくありませんか?
◆今保有の物件のキャッシュフローを改善したくないですか?
◆管理形態でお悩みはありませんか?

当てはまる方は私にお任せください!

投資ドクターさわ

41歳の投資ドクターです。ほったらかしでお金が増える投資が大好物。不動産投資を基盤としています。現在、約30種類の投資を実践し、投資運用総額約6.2億円。年間手取り家賃収入約800万円。金融商品からの配当が年間約200~1000万円前後。現在IT系コンサルティング企業勤務。過去には金融機関や外資系IT企業に勤務。宮崎県出身。1児の父。

 


本記事では、東京都渋谷区恵比寿に本社を置き、「キュレーター」と呼ばれるインフルエンサーがInstagram等で物件を紹介する 「SNS不動産」を掲げ、路面店を持たずに中古マンションの売買仲介や買取再販を手掛ける「ファンズ不動産株式会社」について解説していきます。

同社について検索した際、「怪しい」「上場」といった関連ワードが表示されたり、投資サービス「Funds」との関係が判然としなかったりして、「どんな会社なんだろう?」「本当に信用して大丈夫なのだろうか?」と不安に感じて当記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

当ブログでは、不動産投資をはじめとするさまざまな投資のリアルな実態や、表面的な情報だけでは見えないリスクについてフラットな目線で発信しています。この記事でも、検索結果に現れる言葉の真相や実際の口コミ評判、そして同社の事業特徴からメリット・デメリットまで、客観的な事実に基づいて徹底的に解剖していきます。

ご自身の資産を守るための冷静な判断材料として、ぜひ最後までお読みください。

ファンズ不動産の口コミ・評判まとめ

ファンズ不動産について調べるにあたり、当ブログでは、Googleマップおよび各種電話番号検索サイト、X(旧Twitter)など、Web上で確認できる媒体に投稿された同社に関する口コミデータを精査・集計しました。

確認できた口コミの内訳は以下の通りです。

  • 良い口コミ(星5):23件
  • 中立の口コミ(星3):1件
  • 悪い口コミ(星1):1件
  • 合計:25件(Googleマップ「ファンズ不動産株式会社」/単純平均4.76)
  • X(旧Twitter)における一般ユーザーの口コミ:確認できず(メディア報道への反応と公式アカウントの発信が中心)
  • 各種電話番号検索サイトにおける営業電話の報告:確認できず

寄せられた声の大部分は、担当者の対応姿勢やレスポンスの速さを評価する内容で占められていました。一方で、星3および星1の投稿も存在し、後述するとおり対応の速度に関する指摘も残されています。

具体的な内容を詳しく見ていきましょう。

担当者の対応姿勢に関する好意的な評価

星5の口コミでは、物件のマイナス面も含めて伝える姿勢や、購入後の手続きに関するフォローを評価する声が確認できます。

「どの物件でもとりあえず推すのではなく、良くないものは良くないと正直に伝えてくれる姿勢を通じて全幅の信頼を置けました。また、購入後のローンやその他の手続きの相談についてもタイムリーに返信してくださり、何から何まで本当に助かりました。」

「正直な不動産会社のため、メリットだけでなくリスクや注意点もきちんと説明してくださいます。前回依頼した仲介会社と比べると確認事項や手続きは多く感じましたが、振り返ると本来これがあるべき姿なのだと感じています。」

引用:ファンズ不動産株式会社 | Googleマップ

売却と購入を並行する住み替え案件に言及した投稿が複数を占めており、内覧手配やローン仮審査に関する助言の速さを挙げる声も見られます。

対応速度や付加価値に対する中立的な指摘

一方、星3の投稿には次のような内容が残されています。

「購入物件の選定は自分でやったし、コミュニケーション頻度も高くない。その他の仲介会社と遜色ないが、ネットでの評判ほどの付加価値は感じなかった。金額変更の連絡をしても担当が捕まらない。ほかの会社よりも動きが遅かった、残念。」

引用:ファンズ不動産株式会社 | Googleマップ

星5の投稿群がレスポンスの速さを評価しているのに対し、この投稿は逆の指摘をしています。同一企業に対して正反対の評価が併存している点からは、担当者や案件の状況によって体験に差が生じている可能性が読み取れます。

なお、星1の投稿には本文がなく、評価の理由は確認できませんでした。

口コミの分布と投稿時期に関する留意点

今回集計したデータで注意しておきたいのは、母数と時期の偏りです。

25件中23件が星5に集中しており、かつ投稿時期の大半が直近半年程度に集まっています。設立が2023年9月であることを踏まえても、特定期間に投稿が偏る分布となっています。

Googleマップの口コミは投稿者を限定できる仕組みではなく、企業側から購入者へ投稿を依頼するケースは業界を問わず一般的に行われています。また、社員の知人や関係者による投稿が混在する可能性も、構造上は排除できません。今回のデータからそうした事実が確認されたわけではありませんが、星5が9割を超える分布を「顧客満足度が高い証拠」として単純に受け取るのは適切ではないでしょう。

投稿本文には担当者の実名が繰り返し登場しており、内容の具体性は認められます。ただし、口コミの件数や平均点そのものを判断材料の中心に据えるのではなく、後述する公式情報や事業構造とあわせて検討する必要があります。

X(旧Twitter)における言及の傾向

X上での同社に関する投稿を確認したところ、公式アカウントによるプレスリリース告知と、日経MJ・テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』・ITmediaといった報道を受けた第三者の感想が大半を占めていました。実際にサービスを利用した顧客による体験談は、今回の調査では確認できていません。

なお、SNS経由の不動産取引そのものに対しては、次のような慎重な見方も投稿されています。

「現時点で大きなトラブルは起きていない。(中略)しかし、この状況が進むと、必ず悪徳業者が現れる。キュレーターをでっち上げ、いいことばかりを並べ、購入者を騙す輩も出てくるだろう。」

引用:@27watariのポスト | X (旧Twitter)

これは同社個社への批判ではなく、SNS発の不動産取引という手法全体に対する指摘です。同様に、SNS上の不動産広告について誇大広告が問題視されるケースがあるという言及も見られました。

また、検索時に混同が生じやすい点として、「REISMファンズ」という別会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスに関する投稿が一定数存在します。ファンズ不動産とは資本関係のない別事業であるため、検索結果を確認する際は運営会社名まで見ておくことをおすすめします。

ファンズ不動産とは

引用:ファンズ不動産

Googleマップの口コミでは好意的な評価が大半を占める一方、投稿時期の偏りや対応速度に関する指摘も見られるファンズ不動産ですが、そもそもどのような組織なのでしょうか。

ここでは、公式情報に基づいた会社概要や事業内容、そして親会社であるファンズ株式会社との関係について整理していきます。

会社概要

公式ホームページ等に公開されている基本情報は以下の通りです。

項目 詳細
会社名 ファンズ不動産株式会社(Funds Real Estate, Inc.)
所在地 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目10番11号 フジワラビルディング5階
設立 2023年9月29日
資本金 700万円
代表者 代表取締役CEO 藤田 雄一郎
事業内容 宅地建物取引業(不動産売買仲介事業、買取再販事業、プロパティ開発事業)
免許登録許可 宅地建物取引業 東京都知事(1)第110175号
加盟団体 (公社)東京都宅地建物取引業協会、公正取引協議会加盟業者
上場区分 未上場
法人番号 2011001157322
親会社 ファンズ株式会社
会社HP https://realestate.funds.jp/

参考:SNS活用のファンズ不動産、LINE友だち登録者数が20,000人を突破! | PR TIMES

宅地建物取引業免許の更新回数を示すカッコ内の数字は「(1)」で、2023年設立の新しい企業です。免許の有効期間は5年であるため、初回更新を迎えていない段階にあたります。

なお、「ファンズ不動産 上場」というキーワードで検索されることがありますが、同社および親会社のファンズ株式会社は、いずれも2026年8月時点で未上場です。親会社が展開する投資サービス「Funds」が上場企業への貸付を扱うことや、後述する資金調達の規模が、こうした検索につながっている可能性が考えられます。

主な事業内容

ファンズ不動産は、首都圏を中心とした中古マンションの売買仲介を主軸に、買取再販事業やプロパティ開発事業を手掛けています。

事業の中心は、「キュレーター」と呼ぶインフルエンサーと提携し、Instagram等のSNSで物件情報を発信する「SNS不動産」です。同社の営業チームが物件情報を取得して掲載可否を精査し、キュレーターと訴求内容を協議したうえでSNSに投稿。興味を持った人が内覧会やLINEを通じて同社の営業担当につながる流れとなっています。店舗を構えず、物件情報の配信と顧客とのやり取りをInstagramとLINEに集約している点が、従来型の仲介会社との相違点です。

売買仲介以外では、2025年10月に内装・リノベーションのサポートを開始し、内装業者3社(株式会社ジーク、有限会社Case.、Asplead株式会社)と提携しました。同月には親会社と連携した不動産ソリューションの提供も始めています。また、2025年8月10日からは福岡エージェントとの連携により、福岡県の一部エリアでの購入相談・内覧・契約サポートに対応しています。

なお、同社が扱うのは実需(居住用)の中古マンションが中心で、投資用ワンルームマンションの販売や、賃貸仲介・賃貸管理を手掛けている情報は公式サイト上で確認できませんでした。

参考:ファンズ不動産 不動産売買からリノベーションまで一貫したサポートを開始 | PR TIMES

親会社ファンズ株式会社との関係と「Funds」との違い

同社を調べるうえで整理しておきたいのが、混同されやすい3つの存在です。

  • ファンズ不動産株式会社は、本記事で扱う宅地建物取引業者です。中古マンションの売買仲介を行います。
  • ファンズ株式会社は、その親会社にあたり、2016年11月設立。個人・法人が上場企業などに貸し付ける形の投資サービス「Funds」を運営しており、第二種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第3103号)の登録業者です。ファンズ不動産の代表を務める藤田雄一郎氏は、親会社の代表も兼任しています。
  • ファンズ不動産プロモーションファンドは、この「Funds」上で募集されたファンドです。名称に「不動産」と入りますが、投資家の資金が不動産物件に投じられる商品ではなく、ファンズ不動産のマーケティング資金を対象としたもので、#1は募集額1億円・予定利回り年率2.00%・運用期間約3ヶ月という条件で2025年4月に公開されました。「ファンズ不動産に投資する不動産クラウドファンディング」ではない点は、誤解が生じやすい部分でしょう。

参考:ファンズ不動産プロモーションファンド #1 | Funds

ファンズ不動産の特徴

ファンズ不動産の具体的な事業特徴について、公式情報から読み取れる情報に基づいて解説します。

キュレーター12名を起点とした集客とビジネスモデル特許

同社が「SNS不動産」と呼ぶ仕組みの中心となるのは、提携するインフルエンサー(キュレーター)です。ITmediaの取材記事では、キュレーターは12人と報じられており、同社が公開するSNSガイドラインにも提携インフルエンサーのInstagramアカウントが12件明記されています。

代表的なキュレーターとして、公式サイトには次のような人物が紹介されています。

  • ジェレミー・ツァン氏(@jeremytsa):UCLA・香港大学院を卒業後、米国の投資ファンドを経て独立。Instagramのフォロワーは13万人超(2026年5月時点)
  • 永田正明氏(@nagata_masaaki):株式会社ツクルバを経て家探し・家づくりサービスを運営。リノベーション向き物件の紹介が中心。宅地建物取引士
  • 千代巧氏(@niko_nota_):理学療法士として勤務する傍ら14区分の不動産を保有。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
  • 森藤徹也氏(@t.morito):外資系コンサルティングファーム出身。資産形成や物件分析を発信

この仕組みについて、同社は2025年1月20日付で「インフルエンサー物件紹介システム、インフルエンサー物件紹介方法及びプログラム」としてビジネスモデル特許を取得しています。

なお、SNSガイドラインでは、自社が運営するアカウントと提携インフルエンサーのアカウントを区別して列挙したうえで、「提携インフルエンサーの発信内容については、当社の監修を経て発信される投稿以外の内容について、当社はその責務を負いません」と定めています。また、従業員が個人として利用するSNSアカウントは公式アカウントに含まれないことも明記されています。

参考:SNSガイドライン | ファンズ不動産
参考:SNS・インフルエンサーマーケティングを活用した物件情報紹介技術に関するビジネスモデル特許を取得 | PR TIMES

内覧会とLINEを組み合わせた顧客接点の設計

同社は路面店を持たず、顧客との接点をLINE公式アカウントに集約しています。友だち登録数は2025年5月16日時点で1万人、2026年5月28日時点で2万人を突破したと公表されました。

この設計の内訳は、キュレーターの発信を見て内覧会に集まる30〜50人のうち、実際の購入に至るのは1人程度で、残りは家探しを続ける見込み客としてLINEに登録するという流れとのこと。つまり2万人という登録者数は、成約者数ではなく、将来の成約母数として蓄積された見込み客の数にあたります。

また、スマートフォンでの閲覧に合わせた「縦型販売図面」を2025年5月に開発し、物件情報の標準形式として導入しています。

参考:SNS活用のファンズ不動産、LINE友だち登録者数が20,000人を突破! | PR TIMES
参考:スマホで見やすい!縦型販売図面を開発 | PR TIMES

取扱実績と利用者層の内訳

同社が公表している取扱実績は以下の通りです。

  • 2025年4月8日発表:仲介取扱高(契約ベース)が設立から1年6ヶ月で100億円を突破
  • 2026年4月6日時点:仲介取扱高(契約ベース)が累計300億円を突破
  • 2026年5月3日時点:仲介取扱件数(契約ベース)が累計500件を突破

利用者層については、ITmediaの取材記事で内訳が公開されています。年代別では30代が55.7%、20代が26.6%で、両者を合わせると80%を超えます。家族構成では2人世帯が33.3%と最も多く、単身世帯が29.9%で続きます。平均販売価格は約7,300万円、平均築年数は28年でした。

同記事において代表の藤田氏は、終の住みかとして購入する層は少なく、家族構成の変化に合わせて売却・住み替えることを前提に「半分は投資、半分は住まい」という発想で選ぶ購入者が目立つと述べています。

参考:SNS活用のファンズ不動産、累計取扱件数500件を突破! | PR TIMES
参考:SNS活用のファンズ不動産、創業から約2年6ヶ月で累計取扱高300億円を突破! | ファンズ不動産
参考:NEWS | ファンズ不動産
参考:人生最大の買い物なのに……なぜSNSで中古マンションを買う人が増えているのか|ITmedia ビジネスオンライン

ファンズ不動産のメリット・デメリット・注意点

ここまで見てきた公式情報や口コミ評判などを踏まえ、投資家の目線から見たファンズ不動産のメリット・デメリットを整理します。

ファンズ不動産のメリット

公式情報や事業体制から読み取れる、同社を利用する上でのメリットは以下の通りです。

  • 発信主体と責任範囲がガイドラインで明示されている:
    SNS経由の不動産取引では、誰が発信した情報なのか、その発信に会社がどこまで関与しているのかが不透明になりやすい構造があります。同社はSNSガイドラインで自社アカウント8件と提携インフルエンサー12件を実名で列挙し、従業員の個人アカウントは公式に含まれないこと、監修外の発信については責任を負わないことを定めています。責任範囲を投資家側が事前に確認できる状態にある点は、判断材料として利用価値があるでしょう。
  • 媒介契約に基づく仲介であり、自社売主の物件を売り込む構造ではない:
    同社の主業務は売買仲介です。売主から仕入れた在庫を自社の利益を乗せて販売するモデルとは異なり、市場に流通する物件を紹介する立場にあたります。買取再販事業も併記されているため取引形態は個別に確認する必要がありますが、仲介取引であれば、販売価格に販売会社のマージンが上乗せされる構造にはなりません。
  • 取引実績と利用者層の数値が公表されている:
    取扱高300億円、取扱件数500件、利用者の年代構成、平均販売価格7,300万円、平均築年数28年といった数値が、プレスリリースや取材記事を通じて公開されています。自社にとって不利になり得る内覧会の成約率(30〜50人中1人程度)まで公表している点も含め、事業規模と顧客層を外部から把握しやすい状態にあります。

ファンズ不動産のデメリット・懸念点

一方で、投資家として冷静に留意しておくべきデメリットや構造的な注意点も存在します。

  • キュレーターの発信に対する会社の責任範囲が限定されている:
    メリットとして挙げたガイドラインの明示は、裏を返せば「監修を経ない発信については同社が責任を負わない」という線引きでもあります。キュレーターは同社の従業員ではなく、成果報酬で連携する外部の発信者です。
  • 平均築28年・平均7,300万円という価格帯特有のコスト構造:
    同社の利用者データが示す築28年前後の中古マンションは、大規模修繕の実施時期が近い、または既に複数回経験している築年数帯にあたります。修繕積立金が今後値上げされる可能性、旧耐震・新耐震の区分、住宅ローン控除の適用要件など、築年数に起因する確認事項が新築より多くなります。「半分は投資」として資産性を織り込むのであれば、購入時点の収支だけでなく、保有中のコスト上昇と売却時の流動性まで自分で試算しておく必要があるでしょう。
  • 賃貸管理や投資用物件の取り扱いは確認できない:
    同社の主対象は実需の中古マンションであり、賃貸住宅管理業者としての登録や、投資用ワンルームの販売実績は今回の調査で確認できませんでした。購入後の賃貸運用まで依頼したい場合は、別途管理会社を手配する前提で検討することになります。

SNSで日常的に発信している人から物件を紹介されると、「この人は自分の生活や価値観を分かってくれている」という感覚が生まれやすくなります。ただ、発信者への信頼と、その物件があなたにとって適正な価格かどうかは、まったく別の話です。

キュレーターも同社も、成約して初めて報酬が発生する立場にある点は前提として押さえておきましょう。紹介された物件については、周辺の成約事例、修繕積立金の改定履歴、長期修繕計画の内容を自分の手で確認したうえで判断することをおすすめします。

ファンズ不動産についてよくある質問

ファンズ不動産について情報収集する際、よく検索されている疑問や不安について、ここまでの記事のおさらいも兼ねて簡潔に回答します。

Q1. ファンズ不動産は怪しい会社なのでしょうか?

A1. 今回の調査では、行政処分歴や消費者トラブルの報告、営業電話に関する苦情記録は確認できませんでした。

同社は宅地建物取引業免許(東京都知事(1)第110175号)を保有し、(公社)東京都宅地建物取引業協会に加盟しています。日経MJやテレビ東京『ワールドビジネスサテライト』など、複数のメディアで取り上げられてもいます。

一方で、「怪しい」と検索される背景には、2023年設立という社歴の浅さ、SNSとインフルエンサーを軸にした集客手法への警戒感、そして親会社が運営する投資サービス「Funds」との混同があると考えられます。SNS発の不動産取引そのものに対しては、誇大広告のリスクを指摘する声も存在します。

現時点で問題を示す記録は見当たらないという事実と、事業の適正さが将来にわたって保証されることは別であるため、契約条件や物件の妥当性はご自身で確認してください。

Q2. 投資サービス「Funds」やクラウドファンディングとは同じ会社ですか?

A2. 別法人です。

ファンズ不動産株式会社は宅地建物取引業者、「Funds」を運営するファンズ株式会社は第二種金融商品取引業者で、後者が前者の親会社にあたります。代表は藤田雄一郎氏が兼任しています。

なお、「Funds」上で募集された「ファンズ不動産プロモーションファンド」は、名称に不動産と付きますが、投資家の資金が物件に投じられる商品ではなく、ファンズ不動産のマーケティング資金を対象としたファンドです。

また、検索時には「REISMファンズ」という資本関係のない別会社の不動産クラウドファンディングも表示されるため、運営会社名まで確認することをおすすめします。

Q3. 投資用のワンルームマンションや賃貸管理も扱っていますか?

A3. 公式サイトで確認できる範囲では、主な取り扱いは実需(居住用)の中古マンションの売買仲介です。

取材記事によると、利用者の平均販売価格は約7,300万円、平均築年数は28年で、20〜30代の会社員や共働き世帯が中心とされています。投資用ワンルームマンションの販売実績や、賃貸住宅管理業者としての登録は今回の調査では確認できませんでした。

購入後の賃貸管理を依頼したい場合は、管理会社を別途手配する必要があります。

Q4. ファンズ不動産は上場していますか?

A4. 2026年8月時点で、ファンズ不動産および親会社のファンズ株式会社は、いずれも未上場です。

親会社は2026年5月にシリーズEラウンドを約48億円でファイナルクローズし、エクイティベースの累計調達額が約88億円に達したと発表していますが、株式上場に関する公表は確認できていません。「Funds」が上場企業への貸付を扱うサービスであることが、検索時の混同につながっている可能性があります。

ファンズ不動産に関するまとめ

これまでの調査データ、客観的な公式情報、そして実際の口コミを総合し、投資家目線から見たファンズ不動産の総評をまとめます。

  • Googleマップの口コミは25件中23件が星5と好意的な評価に集中する一方、投稿時期が直近半年に偏り、対応の遅さを指摘する星3の投稿も残されている
  • 「キュレーター」と呼ぶ12名のインフルエンサーがSNSで物件を発信し、内覧会とLINEで接点を持つ「SNS不動産」を軸に、路面店を持たず中古マンションの売買仲介を手掛けている
  • 取扱高300億円、取扱件数500件、平均販売価格約7,300万円、平均築年数28年といった数値が公表されており、事業規模と顧客層を外部から把握できる状態にある
  • キュレーターの発信に対する会社の責任範囲はガイドライン上限定されているため、発信者への信頼と物件の妥当性は切り分けて判断する必要がある

不動産投資の成功は、「誰をパートナーに選ぶか」で決まる側面も少なくありません。発信者への共感や会社のコンセプトだけでなく、物件価格の妥当性や保有中のコスト、出口戦略まで冷静に検討することをおすすめします。

私自身、不動産投資での資産形成も実践しています。

こちらのページにこれまでの投資実績を掲載しているので、あわせて読んでみてください。

ファンズ不動産を検討されている方へ

  • 「SNSで信頼している人が紹介していたから」で物件を決めようとしていませんか?
    →発信者への信頼と、その物件の価格が適正かどうかは別問題です。
  • 築年数の経った物件で「リノベ済みだから安心」と言われていませんか?
    →内装は新しくても、修繕積立金の値上げや大規模修繕の負担は残ります。長期修繕計画は必ず確認を。
  • 「将来売れるから大丈夫」と住み替え前提で勧められていませんか?
    →出口価格は誰にも保証できません。売れなかった場合にどうするかまで考えておきましょう。
  • 友達の友達から不動産業者を紹介されていませんか?
    →その友達はあなたの人生を考えているのでしょうか?

私は不動産投資マニアかつ元々不動産業者に出向した経験もあるため、実需の物件選びや売却についてもお役に立てる自信があります。

もし気になる方はLINEでご相談ください。それでは!