【匠のファンド】fundnote株式会社の投資はどんなもの?概要から口コミ評判まで独自に徹底解説します

引用:fundnote株式会社
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直販型の投資信託を手掛けるfundnote株式会社は2021年設立の比較的新しい運用会社です。
同社は「顔の見える運用」を掲げ、独自のアクティブファンド(積極運用型投資信託)を展開。独立系運用会社として14年ぶりとなる投信直販ビジネスへの参入により、業界内外から熱い視線が注がれています。今回は同社と匠のファンドについて解説しましょう。
fundnote株式会社の会社概要と特徴とは
投資運用業に取り組むfundnoteは「投資を通じて日本を豊かに」というミッションを掲げています。東京都港区に本社を置く同社は資本金1億4000万円で、投資運用業と第二種金融商品取引業を展開中です。
投資家と企業を直接結び、中小型株投資の新たな選択肢を提供しています。
運用の基本方針
市場動向に左右されない運用戦略と称される絶対リターン型(市場動向に関わらずリターンを目指す運用手法)が採用されています。運用担当者の経歴や投資哲学も詳細に開示され、投資対象企業への深い理解と分析が重視されている点もポイントです。
「日本企業の価値向上」と「投資家のリターン最大化」を経営理念として掲げ、長期的な企業価値向上を支援する姿勢が貫かれています。投資先企業とのエンゲージメントを通じて、企業価値の向上を促す取り組みも注目すべき点です。経営陣との直接対話や株主総会における積極的な議決権行使など、具体的なアクションプランも明確化されています。
投資対象の特徴
国内上場企業だけでなく未上場企業への投資も視野に入れた幅広い投資対象が特徴です。投資ユニバース(投資対象銘柄群)には、時価総額規模による制限を設けず、純粋な企業価値評価に基づく銘柄選定が行われています。
同社は「IPOクロスオーバー戦略」という、IPO後の中小型株式のみならず、IPOを控えた未上場株式にも投資機会を拡張し収益を追求する戦略をとっています。
このIPOクロスオーバー戦略(新規株式公開前後の企業に投資する手法)により、一般投資家には難しい未上場企業への投資機会も提供されています。上場前の成長企業へ投資は、資金力のある個人や法人に限られた側面があるので、そういった意味では画期的です。未上場企業投資においては、経営陣との密接な関係構築や事業詳細調査にも力を入れており、投資判断の質的向上が図られています。
一方、これはハイリスクハイリターンの投資とも言えます。fundnoteがどういった基準で投資を決断されているかは不明ですが、投資前の企業の内部をどこまで細かく把握できるのか、事業家としての目線も必要になりますからね。
運用体制の強み
マーケットでの豊富な実務経験を持つファンドマネージャーが、個性的な投資戦略を展開しています。運用担当者は証券アナリストや未公開株投資経験者など、多彩なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが名を連ねています。投資判断においても、チーム内での活発な議論と情報共有が重視されているそうです。
投資先企業との密接なコミュニケーションを重視し、企業価値向上への取り組みをサポートする運用スタイルは、「ひふみ投信」を思い起こさせますね。
四半期ごとの経営陣との面談や事業所訪問など、積極的な対話機会の創出が図られています。投資先企業の持続的な成長支援という観点から、経営課題の解決支援や成長戦略の提案なども行われているようです。
fundnoteの最低投資額と手数料
最低投資金額は100万円以上1円単位から。
手数料は、購入手数料はなく、信託報酬、実績報酬の2つの手数料が設定されています。
fundnoteIPOクロスオーバーファンド | fundnote日本株Kaihouファンド | |
信託報酬 | 1.98% | 1.87% |
実績報酬 | ハイ・ウォーター・マークを控除して得た額に22% | ハイ・ウォーター・マークを控除して得た額に22% |
直販のみの取り扱いとなるためfundnoteでの口座開設が必須となります。
投資金額設定は柔軟で、追加投資も1万円から可能です。口座管理手数料などの付随的コストも一切発生しません。
投資の特徴と手続き
オンラインでの口座開設から投資までの一連の手続きがウェブサイト上で完結するシステムが導入されています。
実績報酬型の手数料体系により、運用成果に応じた報酬設定となっています。高いパフォーマンスを目指す運用者のインセンティブ(動機付け)として機能する仕組みが整えられているといえるでしょう。
リスク管理の方針
投資先企業については、徹底的な分析とモニタリングを実施し、リスク管理を徹底しています。財務状況の把握にとどまらず、事業環境や競争力の分析、経営陣の資質評価など、多角的な視点からリスク評価を行っている点も、投資家の安心感につながるでしょう。
分散投資とは異なる集中投資戦略特有のリスク管理手法も注目すべきポイントです。投資対象企業の本質的価値を深く理解し、投資時点での割安度を慎重に評価することを重視。また、市場全体のリスク要因を分析し、必要に応じて現金比率を調整するなど柔軟な対応を取っています。
投資家へのサポート体制
運用者の投資哲学や運用方針が詳細に開示され、投資判断の透明性が確保されています。月次運用レポートでは、投資行動の背景にある考え方や市場見通しについても丁寧な説明が加えられています。運用担当者による定期的な動画配信やウェビナー開催など、投資家とのコミュニケーション機会も充実しており、十分なサポート体制であるといえるでしょう。
カスタマーサポートチームも設置され、投資家からの問い合わせにはワンストップで対応できる体制が整えられています。投資経験や知識レベルに応じた丁寧な説明により、投資家の不安解消がサポートされているので安心です。
取扱ファンドのラインナップとは
2025年1月時点で主力となる2つのファンドが運用されています。詳しく解説しましょう。
fundnote日本株Kaihouファンド
国内企業の中から本源的価値と市場価格の乖離が著しい銘柄への集中投資が特徴です。株価水準が割安と判断される成長企業を中心に、15銘柄程度に絞り込んだポートフォリオが構築されています。
当初申込期間における投資家からの買付け申込み金額が、申込額上限に到達することとなり、2025年1月27日の設定日以降の継続申込期間において、当面の間、買付け申込みの受付が見合わせとなりました。2025年3月中には申し込みが受付再開される予定です。
fundnoteIPOクロスオーバーファンド
上場後5年以内の中小型株と未上場株のうち2年以内に上場を予定する銘柄への投資機会を提供しています。IPOを控えた未上場株式にも投資機会を拡張し収益を追求する戦略が特徴的です。
2024年12月から運用を開始した日本初となる未上場株直接投資型の公募投信とのこと。そういう意味合いでは個人投資家向けの商品としては画期的であり、新たな投資機会の創出が期待できるでしょう。運用チームには未上場企業投資の経験者が配置され、専門性の高い運用体制が構築されています。
各ファンドの投資戦略
どちらのファンドも集中投資による高いリターンを目指す運用方針です。市場動向に左右されない独自の投資判断により、中長期的な投資リターンの獲得を目指しています。
fundnoteの評判と実績は
2021年の創業以来、独自の運用スタイルで市場関係者からの注目を集めています。投資家からの評価、企業からの評価、業界での位置づけの3点を解説しましょう。
投資家からの評価
手数料体系は業界内で「やや高コスト寄り」との評価も見られますが、運用の透明性と独自性への評価は高く、新規参入者として大きな注目を集めています。投資家との直接的なコミュニケーションを重視する姿勢も、好意的に受け止められています。情報開示の充実度や運用チームの専門性も、投資判断のポイントとしてポジティブですね。
企業側からの評価
上場前後の企業支援に強みを持ち、IR支援や資本政策のアドバイスなど、長期的な企業価値向上を支援する姿勢が、企業側から高く評価されています。
機関投資家との橋渡し役として期待も大きいようです。未上場企業と機関投資家をつなぐプラットフォームとしての役割や、新たな資金調達手段としての可能性も注目されています。
業界での位置づけ
直販モデルの採用により、投資家との直接的な対話が可能なため、新たな投資信託の形を提示する存在として注目されています。独立系運用会社ならではの機動的な意思決定も、業界内で特徴的です。
直販モデルによる新たな投資信託の形を提示する存在として、業界内での独自のポジションを確立しつつあるといってよいでしょう。未上場企業投資への門戸開放など、画期的な取り組みへの期待も高まっています。
まとめ
fundnote株式会社は「顔の見える運用」と「直販モデル」を軸に、投資信託業界に新風を吹き込む存在として注目を集めています。手数料水準はやや高めですが、未上場企業投資への門戸開放や透明性の高い運用スタイルは、投資家の新たな選択肢の1つです。
運用チームの専門性や投資アプローチの独自性も高く評価されており、今後の運用実績と事業展開が大いに期待される新興運用会社といえるでしょう。
想いを優先するならFundnote、利益を重視するなら不動産投資
fundnoteは投資戦略こそ独自性が光るものの、やはり中長期的な投資で、日本を元気にしたい、という想いが強いファンドです。また、明確にパフォーマンス目標というのもが掲げられていない点からも、そういった想いに共感された方をメインターゲットとされている印象ですね。
一方、パフォーマンスをメインに考えているのであれば、不動産投資という選択肢もあります。1口100万円ともなれば、ちょうど不動産投資の頭金に充てられるほどの金額です。
不動産投資であれば5~10年で数百万円の利益は十分に狙えます。同じようなパフォーマンスを投資ファンドへで実現するのはほぼ不可能でしょう。
お金は使い方でその価値が変わります。日本を元気にしたい!という想いに共感される方はFundnoteへの投資を検討されてはいかがでしょうか。
それよりもまずは自らの資産形成を加速させることを最優先に考えるのであれば、不動産投資一択と言えるでしょう。そこで得た利益を日本を元気にするプロジェクトに投下することもできますからね。