株式会社ビルドの評判・口コミ情報まとめ｜神奈川を拠点に収益物件の仲介やクラウドファンディングを提供する不動産会社

こんにちは！
投資マニアさわです。

今回は、一棟収益物件と区分マンションの両方を扱う、「株式会社ビルド」の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。

同社は神奈川を拠点に活動しており、物件の管理業務や開発事業も手がけているようです。不動産クラウドファンディングサービス「Pocket＋」では少額から投資にチャレンジできるため、同社に興味を持っている投資家も多いでしょう。

そこで本記事では、同社の事業内容や口コミなどをもとに、フラットな目線から解説していきます。クラウドファンディングに興味を持っている方や、すでに同社から営業を受けている方は、ぜひ参考にしてください。

株式会社ビルドとは

参照：build

株式会社ビルドは、2002年に創業した不動産会社です。横浜に拠点を構えており、神奈川を始め、東京や北関東などの物件を幅広く手がけています。

公開されている販売物件は少ないですが、池袋などの都心部で複数のマンションを開発していることから、事業規模は決して小さくないようです。

ここからは、そんな同社の会社概要と事業内容をより詳細に確認していきましょう。

会社概要

株式会社ビルドの会社概要は​​以下のとおりです。

主な事業内容

株式会社ビルドの主な事業内容は以下のとおりです。

• 不動産開発
• 不動産売買仲介
• 管理業務
• クラウドファンディング　など

同社は不動産の売買仲介だけでなく、都心部を中心としたマンション開発も行っており、それらをクラウドファンディングの投資対象にしているようです。

管理業務も依頼できるそうですが、公式サイトを見る限り、詳細は確認できませんでした。

入居者募集や集金代行は実施しておらず、建物管理しか行っていない可能性もあるため、詳細は事前に確認した方が良いでしょう。

株式会社ビルドの3つの強みや特徴

株式会社ビルドの特徴としては、以下の3つが挙げられます。

1. 一棟・区分マンションの両方を提案している
2. 不動産クラウドファンディング「Pocket＋」を運営している
3. SNSでも情報発信している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.一棟・区分マンションの両方を提案している

株式会社ビルドは、一棟物件と区分マンションの両方を扱っているようです。

具体的なエリアは記載されていませんが、販売サイトには本拠地の神奈川や茨城の物件が見受けられました。開発実績を考慮すると、東京も含まれていると考えて良いでしょう。

参照：rakumachi

楽待で調べたところ、2024年5月時点で一棟物件3棟（内訳：マンション2棟、商業ビル1棟）、区分マンション2室しか掲載されていませんでした。

公式サイトで自社開発のマンションを販売している様子もなく、やや選択肢が乏しい印象です。より多くの選択肢を求めるなら、未公開物件を問い合わせるか、販売件数が豊富な不動産会社も視野に入れた方が良いかもしれません。

ワンルームマンション投資を検討するなら、ワンルーム専業の会社が良いと言えます。理由は、ワンルーム専業で事業を行うことでより良い物件の仕入れが可能になり、売却時も依頼が可能になるからです。一方、同社はどうも取扱物件を見る限りブレブレな印象を持ちます。地域にしても物件種別にしても・・・・。

不動産と一言に言っても、地域や物件種別によって全然違う投資になります。取引を検討している不動産会社が不動産喉の領域に特化しているのか、という視点は重要です。

2.不動産クラウドファンディング「Pocket＋」を運営している

株式会社ビルドは、自社開発のマンションを対象に「Pocket＋（ポケットプラス）」という不動産クラウドファンディングを提供しています。最大出資可能額は100万円で、一口1万円から応募できるとのことでした。

参照：pocket

予定利回りは5％とやや渋いですが、物件数がそれなりに豊富で、不動産クラウドファンディングに興味のある層には魅力的に映りそうです。

ただ、不動産クラウドファンディングは根本的に実物不動産と異なる投資である点は押さえておきましょう。

実物不動産投資は、借り入れたローンを家賃で返済することでレバレッジが効く点が最大のメリットです。それがない投資にあえて資金を投じる必要性は、個人的にはあまりないかなと思います。

3.SNSでも情報発信している

株式会社ビルドは、InstagramやFacebookでも積極的に情報を発信しているようです。ほとんどの投稿がサービスの告知ですが、中には初心者の学習に役立ちそうな情報発信も見受けられました。

参照：Facebook

SNSをチェックするだけなら不要な営業をかけられる心配もないため、興味がある方は一度覗いてみても良いでしょう。

しかし、マンション経営ノウハウの解説に特化したブログなどに比べれば情報量は心許ないです。

学習がメインなのであれば、他社のメディアや書籍を検討したほうがよいでしょう。

生命保険代わりと言われたら要注意

不動産会社の中には「生命保険代わりになる」「保険料を圧縮できる」などと謳って不動産投資を勧める会社がありますが、これには注意が必要です。

不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信（団体信用生命保険）に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心＝生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。

団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。

こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。

不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。

株式会社ビルドのクチコミ・評判

株式会社ビルドをリサーチしたところ、参考になりそうな口コミは寄せられていないようでした。すでに創業から20年あまり経過している点を考慮すると、今後も口コミが貯まる可能性は低いかもしれません。

もしサービスの実態を正確に知りたいなら、直接同社へ問い合わせて、実際に営業を受けてみるのも一つの手段です。

株式会社ビルドについてよくある質問

ここからは、株式会社ビルドに関するよくある質問を紹介していきます。

株式会社ビルドは賃貸管理も依頼できる？

公式サイトによると、株式会社ビルドはプロパティマネジメントも手がけているとしています。ただし、具体的な作業内容や料金プランは記載されていないため、詳細は確認した方が良いでしょう。

管理業務を取り扱っていても、ビルメンテナンスなどの建物管理しか行っていない可能性もあります。その場合は、家賃集金や契約代行といった、賃貸管理の部分だけ他社を検討する必要があります。

契約前の物件調査も依頼できるの？

株式会社ビルドは、オーナーの依頼にもとづいて物件の重要事項調査も行っているようです。具体的な調査項目は記載されていませんが、基本的には物件の修繕状況やトラブル、自治体の規制などを調査してもらえるものと思われます。

しかし、公式サイトでは調査費用が確認できないため、事前に営業へ問い合わせた方が良いでしょう。

不動産売却も対応している？

株式会社ビルドは出口戦略を重視して不動産投資を提案しているとのこと。無論、その中には不動産の売却も含まれているため、所有物件を手仕舞いしたい場合は相談することができます。

株式会社ビルドのまとめ

本記事では、株式会社ビルドの特徴や口コミ、提供しているサービスの内容などを詳しく解説しました。

同社は横浜を拠点に様々なエリアの不動産を紹介しており、一棟収益物件に加え区分マンションも扱っているようですが、確認できる範囲ではかなり選択肢が乏しいようでした。不動産クラウドファンディングも提供していますが、こちらはレバレッジが効かないため実物不動産投資とは別物と考えておきましょう。

また、同社はプロパティマネジメントも対応しているようですが、家賃集金やクレーム対応といった賃貸管理まで手がけているかは確認できませんでした。不動産投資を行ううえで賃貸管理は必須と言っても過言ではないため、同社が対応していない場合は部分的に他社へ依頼する必要があります。