株式会社ネクスウィルの評判・口コミ情報まとめ｜訳あり物件の買取再販をメインに手がける不動産会社

こんにちは！
投資マニアさわです。

今回は、訳あり物件の買取再販をメインに不動産事業を展開する「株式会社ネクスウィル」の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。

同社は空き家や再建不可物件といった、市場で低需要な物件を得意としており、積極的に自社買取しているとのこと。買い手と売り手を直接マッチングする空き家に特化したプラットフォームも運営しており、訳あり物件の処理に困っている方にとっては頼りになるかもしれません。

本記事では、同社のサービス内容や口コミ・評判などをもとにフラットな目線から評価していきます。すでに営業を受けている方や、訳あり物件に興味を持っている方はぜひ参考にしてください。

株式会社ネクスウィルとは

参照：nexwill

株式会社ネクスウィルは、東京・大阪・名古屋を拠点に幅広いエリアの物件を扱う不動産会社。2019年創業と業歴は短いですが、資本金は4億円以上、複数の支店を展開するなど、組織・事業規模自体はそれなりに大きいようです。

ここからは、そんな同社の会社概要と事業内容をより詳細に確認していきます。

会社概要

株式会社ネクスウィルの会社概要は​​以下のとおりです。

主な事業内容

株式会社ネクスウィルが展開する不動産事業の内容は以下のとおりです。

• 不動産買取
• 不動産売買
• プラットフォーム運営
• セミナー運営　など

訳あり物件の買取再販をメインに手がけており、空き家に特化したマッチングプラットフォームも運営しています。そのほか、アパート経営に関する独自セミナーの開催なども行っているようです。

なお、賃貸管理を提供しているかは判断できませんでした。物件を運用するうえではほぼ必須と言えるので、同社が扱っていない場合は管理のみ他社を検討した方が良いかなと思います。

株式会社ネクスウィルの4つの強みや特徴

株式会社ネクスウィルの特徴としては、以下の4つが挙げられます。

1. 空き家や再建不可などの訳あり物件をメインに扱っている
2. 自社買取を行っている
3. 訳あり不動産のCtoCマッチングサイトを運営している
4. セミナーを高頻度で開催している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.空き家や再建不可などの訳あり物件をメインに扱っている

株式会社ネクスウィルは空き家や再建不可、共有持分などの訳あり物件をメインに手がけているそうです。同社は「空き家ゼロ」を目標に掲げ、こうしたコンセプトで活動しているのだと言います。

空き家専門のポータルサイトも運用しており、全国のゴミ屋敷や事故物件などを幅広く扱っているとのこと。訳あり物件は基本的に一般相場より安く手に入るので、取得原価を抑えて物件購入できる可能性はあります。

ただ、安易に訳あり物件に手を出すのは危険です。事故物件や再建不可はもちろん、他人との共有持分や建物のみの権利売却なども見受けられ、投資物件としてはかなり不利に働くことが予想されます。

そもそも訳ありという時点で賃貸需要が得られなかったり、予想外の修繕コストが発生したりするリスクもありますから、価格の安さだけで判断するべきではありません。

2.自社買取を行っている

株式会社ネクスウィルは、訳あり物件をメインに、全国の不動産を自社買取しているようです。最短1日で最大3億円の一括支払いが可能な点を強みと謳っており、山林や畑といった宅地に転用しにくい土地などを除き、幅広い物件を買い取っているとのこと。

相続などで持て余している土地や建物があったら相談しても良いかもしれません。

都市部の物件であれば、同社よりも都市部の物件に特化した会社の方があると思いますよ。

3.訳あり不動産のCtoCマッチングサイトを運営している

株式会社ネクスウィルの「URI・KAI」では、空き家の処分に困っているオーナーと買い手のマッチングを行っているそう。こちらは仲介するわけではなく、売り手と買い手がサービス内でやりとりし、同社は司法書士などを紹介する仕組みのようです。

一見コスト削減に役立つように感じるかもしれませんが、率直に言って、初心者には極めてリスキーな仕組みかなと思います。ただでさえ訳あり物件は注意すべき点が多いため、専門家の目利きなしで手を出すのはおすすめできません。

素人同士で売買を進めた結果、物件の瑕疵などが後々重大なトラブルに発展するリスクも考えられます。

また、同サービスは成約時にシステム利用料がかかり、提携の司法書士を利用する必要があります。完全無料というわけではないので、その点も注意してください。

4.セミナーを高頻度で開催している

株式会社ネクスウィルはアパート経営に関する独自セミナーをオンライン開催しているとのこと。担当の講師は過去100回以上の登壇実績がある点をアピールしていました。

参照：nexwill

無料で参加でき、書籍のプレゼントも行っているようですが、受講するには連絡先などを教える必要があります。受講後は高い確率で営業をかけてくると思われますので、ただ学習したいだけであれば控えた方が賢明でしょう。

なお、申し込み画面にはセミナーの開催日程について一切記載がありません。「毎週、水曜日・日曜日・祝日はお休みさせていただきます」との文言があり、それ以外の日程はすべて申し込みが可能となっています。すべての日程でセミナーを実施しているとは考えにくいので、申し込みがあり次第セミナーを開催する、実質的には個別相談会のような形をとっているものと思われます。

実態はともかくとして、いずれにせよセミナーを多数開催する業者には注意が必要です。セミナー自体はコストがかかるものですから、開催回数が多いとどうしても集客コストが物件に乗るような形になりますからね。

生命保険代わりと言われたら要注意

不動産会社によっては不動産投資が「生命保険代わりになる」と謳うケースもありますが、これには注意が必要です。

不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信（団体信用生命保険）に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心＝生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。

団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。

こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。

不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。

株式会社ネクスウィルのクチコミ・評判

株式会社ネクスウィルには、以下のような口コミが寄せられていました。

• 「殆どLINE連絡で契約まで済ませる事が出来ました」
• 「親身になって話しを聞いてくださる会社」
• 「この度訳有りの物件の相続、部分売却にご協力頂いています」

上記を見る限り、同社は営業対応やサービス品質において一定の評価を得ているようです。Googleには低評価の口コミもいくつか投稿されていますが、全体的な評価は高めなのかなと思います。

ただ、良い評価にせよ悪い評価にせよ、鵜呑みにするのは危険です。口コミはあくまで一意見として参考程度に留め、実際の営業対応を加味したうえで判断しましょう。

株式会社ネクスウィルについてよくある質問

ここからは、株式会社ネクスウィルに関するよくある質問を紹介していきます。

販売物件は確認できる？

公式サイトには掲載されていません。外部サイトの「楽待」で一部の物件が確認できるものの、こちらは最新情報かどうか不明なため、参考程度にしてください。

賃貸管理は依頼できる？

賃貸管理については確認できませんでした。実際にマンション経営するうえでは必須と言っても過言ではないので、もし依頼できない場合は他の管理会社も検討するようにしましょう。

セミナーの参加方法は？

公式サイトの専用ページから参加できます。しかし受講するには個人情報が必要になるので、受講後は十中八九営業をかけられるものと思われます。

株式会社ネクスウィルのまとめ

本記事では、株式会社ネクスウィルの特徴や口コミ、提供しているサービスの内容などを詳しく解説しました。

同社は訳あり物件の買取再販をメインに手がけ、売り手と買い手を繋ぐ空き家に特化したCtoCマッチングプラットフォームも運営しています。

なお、同社は一棟アパートでFIREを目指すという内容の独自セミナーを随時開催しているようですが、セミナーを熱心に実施する企業は集客コストが物件価格に載っている懸念もあります。その観点からも注意が必要です。

株式会社ネクスウィルを検討されている方へ

• 不動産投資は節税になります！と営業されていませんか？
  →節税効果は数年です。延命措置も実はありますが。

• サブリース契約なので安心です！と営業されていませんか？
  →サブリース契約のままだと物件売却ができないケースがあります。外すにはテクニックが必要です。

• 老後の資金のために現役時代に不動産を購入しましょう！と営業されていませんか？
  →先の話よりも今から儲かる不動産投資をしませんか？

• 友達の友達から不動産業者を紹介されていませんか？
  →その友達はあなたの人生を考えているのでしょうか？
• 相場より高値で不動産を売却できると言われていませんか？(すでに不動産をお持ちの方)
  →契約解除金狙いの可能性があります。

私は不動産投資マニアかつ元々不動産業者に出向した経験もあるため、お役に立てる自信があります。

もし気になる方はLINEでご相談ください。それでは！