FPパートナー、ネクステージに金融庁から業務改善命令!保険事務所が抱える構造的な欠陥とは!?

引用:JIJI.COM

こんにちは、さわです。

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投資マニアさわ

41歳の投資マニアです。ほったらかしでお金が増える投資が大好物。不動産投資を基盤としています。現在、約30種類の投資を実践し、投資運用総額約6億円。年間手取り家賃収入約800万円。現在IT系コンサルティング企業勤務。過去には金融機関や外資系IT企業に勤務。宮崎県出身。1児の父。

 


FPパートナー、ネクステージに金融庁から業務改善命令が出されました。

保険会社からの便宜供与により、顧客本位の商品提案が阻害されていた、ということが理由とのこと。

今回の命令により、保険営業をしている営業マン、FPがどれだけ顧客目線が欠如していたかが明るみになったと言えます。

本記事では今回の不祥事がおきた根本原因や保険選びにおいて注意すべき点について解説していきます。

FPパートナー・ネクステージに業務改善命令

2025年8月、金融庁は保険の乗合代理店であるFPパートナーネクステージに対し、改善命令を出しました。
理由は「顧客本位ではない商品選定」。つまり、顧客の利益よりも代理店側の利益を優先して保険を提案していた、という指摘です。

ここで問題なのは、この2社だけが特別悪質だったわけではないという点です。
多くの保険代理店やFPが、実は構造的に「特定の商品を勧めやすい仕組み」に組み込まれています。

なぜ特定の保険に偏るのか?

保険代理店は複数の保険会社の商品を扱える「乗合代理店」ですが、本来の中立性が損なわれる根本的な理由があります。
代表的なのが以下の2つです。

1. 手数料ランク制度

保険会社は代理店を、販売実績や契約継続率などでランク付けします。
ランクが上がると、同じ契約でももらえる手数料率が高くなります。
結果として、代理店はランク維持・向上のために、特定の保険を多く売るインセンティブが働きます。

2. インセンティブボーナス

ランク制度とは別に、短期間で販売目標を達成すると追加報酬(ボーナス)がもらえる仕組みがあります。
このため、「今月あと3件売れば○○万円ボーナス」という状況が発生し、顧客本位の提案よりも数字優先の提案が増えやすくなります。

金銭以外の「便宜供与」も問題

金融庁は、保険会社が代理店に社員を派遣し、代理店主催のセミナーで保険会社社員が登壇することも便宜供与とみなしています。
本来なら中立な立場で比較・提案するべき代理店ですが、こうした関係性があると中立性を保てなくなる可能性があります。

FPの言うことを鵜呑みにしてはいけない

今回の行政処分はあくまで氷山の一角です。

保険代理店は今回の大手二社以外にも数多く存在します。根本的にはインセンティブの給与体系設計はどの代理店でも同じですから、同様の構造的問題を抱えていると言えるでしょう。

また、便宜供与の線引きは曖昧であるため、今後も同様の事例は繰り返されると考えられます。

つまり、「FPや代理店が勧める保険=最適な保険」ではないという前提で、私たち自身が選択眼を持つ必要があります。

保険を選ぶときの2つのポイント

1. 大手の保険代理店を選ばない

まず、第一はこちらです。

前述の通り、手数料ランク制度、インセンティブボーナスは、所属営業マンの数が多い大手ほど、その影響を受けます。

大きな組織ほど個人の良心よりも組織の論理(利益)が優先されます。 営業マンが信頼できる人だと感じたとしても、商品選定には組織の論理が優先されている可能性が高いことを念頭に置きましょう。

会社員経験がある方ならわかると思いますが、会社が売れといっている商品を売らずに、独自路線を貫くことはほぼ不可能であることが容易に想像がつくと思います。

2. 顧客目線で提案するFPを選ぶ

中小規模のFP事務所や独立FPは、大手ほど手数料制度やインセンティブの影響を受けにくい傾向があります。

また、新卒採用を積極的に行う大手事務所よりも、ベテラン勢が集っている中・小規模保険代理店の方が、顧客にとっては受けるメリットが大きい場合もあります。

ベテランFPの中には、顧客目線に立てない大手での営業が肌に合わないために、あえて転職してくる人もいます。そういった点においても、大手ではないFP事務所を選ぶ方が良いでしょう。

※もちろん「大手以外なら全て安心」というわけではありません。最終的には担当者の姿勢を見極めることが重要です。

実力と良心を兼ね備えた人材であるほど、中・小規模の事務所に所属したり、独立していることが多いです。

保険の目的を自分で明確化する

どんなFPから提案を受けても、「何のために保険に入るのか」を自分に改めて自問することが重要です。

人それぞれ抱えているリスクや備えなければならない将来の姿は異なりますからね。

ちなみに私の場合は、万一の場合に家族に残す一時的なお金の準備と、将来の備えができる保険を選択して加入しています。

資産運用に関しては、年利換算15%ほどで資産が増えており、運用結果にも満足しています。もちろん投資信託のようにチャートを見て売買する必要はなく、目的と手段が合致していると感じています。

最後に:信頼できるFPを選ぶことの”本当のメリット”

信頼できるFPと繋がれる本当のメリットは、最適な保険を選んでくれることだけではありません

保険以外の節税、投資、資産運用について相談できる存在であることです。金融のプロである彼らはさまざまなソリューションを提案してくれるため、資産形成の成果を最大化するサポートをしてくれます。

資産形成や資産運用において、実は知っているか知らないかだけで、成否が大きく変わる情報というものがあります。だからこそ金融知識が豊富で、保険以外のソリューションの提案ができるFPと繋がれることは非常に価値があることなのです。

間違っても大手事務所のFPの言うことをただ鵜呑みにするのではなく、信頼できる金融のプロと繋がる努力を怠らないようにしてくださいね。

管理人自身はほったらかし投資で6億円を運用中

  • 投資運用総額約:6億円(ローン含む)
  • 家賃収入で年間約800万円前後を得ている
  • 運用手法はほったらかし(精神的な負担は嫌)

私は保険はもちろん、投信、不動産で総額6億円を運用しています。

ですので、投資については詳しい方だと自負しています。

詳しい投資内容についてはこちらのページで公開してるので、参考にしてくださいね。