シービーアールイー株式会社の評判・口コミ情報まとめ｜世界500箇所以上に拠点を持つグローバル規模の大手不動産会社

こんにちは！
投資マニアさわです。

本記事では、50年以上の業歴を持つ老舗かつ大手不動産会社「シービーアールイー株式会社」について詳しく解説します。

同社は世界中に500箇所以上の拠点を持っており、独自のネットワークを活用して国内外の不動産を主に事業者向けに提案しているよう。総合的な観点からコンサルティングも行っているとのことで、サポートの手厚さを理由に同社に興味をもった方もいるかもしれません。

本記事では、同社の会社概要、口コミなどをもとにフラットな目線から評価していきます。すでに営業を受けている方や、海外も視野に入れて不動産投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

シービーアールイー株式会社とは

参照：cbre

シービーアールイー株式会社は1970年に創業した老舗不動産会社です。世界500箇所以上に拠点を持ち、総従業員数は延べ13万人にも及ぶそう。業界でも、かなり大きな事業規模を誇る業者となります。

なお、代表の辻氏は米国でのベンチャー投資ビジネスを皮切りに、20年以上にわたって投資に携わってきたとのこと。

ここではまず、そんな同社の会社概要と事業内容を確認していきましょう。

会社概要

シービーアールイー株式会社の会社概要は以下のとおりです。

主な事業内容

シービーアールイー株式会社の事業内容は、以下の通りです。

• 不動産売買・賃貸仲介
• 設計・施工
• コンサルティング
• メディア運営　など

国内外の一般物件のほか、オフィス、物流施設・倉庫、店舗、データセンターなどを提案しています。設計・施工も自社で手がける体制ですね。

サイト内において無料のマーケットレポートを公開していますが、こちらは内容的に投資初心者や一般投資家向けといった印象は薄く、事業者向けの斡旋業者という側面が強いことがうかがえます。

なお、公式サイトを見たところ賃貸管理については掲載されていませんでした。プロパティマネジメントがそれにあたると思いますが、詳細については同社に確認した方が良いでしょう。

シービーアールイー株式会社の4つの強みや特徴

シービーアールイー株式会社の特徴は、以下の4つです。

1. 国内外の物件を売買仲介している
2. 国内外500箇所以上に拠点を持っている
3. 総合的なコンサルティングを行っている
4. 独自のマーケットレポートを公開している

それぞれ見ていきましょう。

1.国内外の物件を売買仲介している

シービーアールイー株式会社は、国内外の幅広い物件種別を仲介しています。ホームページ上の物件タイプ種別によると、倉庫やホテル、工場といった大型物件だけでなく、住宅用不動産も扱っているようです。

なお、ホームページ上では「事業法人・機関投資家向け」「個人・中小規模法人向け」と区分が分かれているため、個人投資家も提案自体は受けられるものと考えてよいでしょう。

公式サイトを見る限り、販売実績や利回りは掲載されていないようでした。取引事例は掲載があるものの、具体的なパフォーマンスは分からない状態です。数字が見えなければ品質は判断できませんから、必ず事前に資料を提示させるようにしましょう。

2.国内外500箇所以上に拠点を持っている

シービーアールイー株式会社は世界500箇所以上に拠点を持ち、100カ国以上で事業を展開しています。独自のネットワークを強みと謳っており、売買仲介にも活かされているそうです。

しかし、もしも海外不動産を提案された場合は、ある程度気を付けて臨んだほうが良いかなと思います。管理まで同社に任せた場合、その国の情勢などが分からなければ自身でリスクに気付けず、知らない間に負債化してしまう可能性もあるためです。

そもそも、一般的なサラリーマン投資家が購入できるレベルの海外不動産を提案しているかも不明ですが、警戒しておいて損はないでしょう。

3.総合的なコンサルティングを行っている

シービーアールイー株式会社は、以下5つの業務を通して不動産のあらゆる管理をワンストップで担っているとしています。

• ファシリティマネジメント：施設管理や継続的なメンテナンス
• プロパティマネジメント：会計、契約管理など
• ランドロードレプリゼンテーション：マーケティング・リース戦略を総合的に提案
• コーポレートカバレッジ：法人向けの経営サポート
• ポートフォリオ戦略：コスト削減などに向けたポートフォリオ分析

コスト削減や効率性の向上も謳っていますが、各業務の詳細は不明です。業務内容を見る限り「プロパティマネジメント」が賃貸管理にあたるかと思いますが、こちらも詳細は確認できませんでした。

また、個人から法人まで幅広いサポートが受けられそうではあるものの、記載を見る限り全体的にやはり大口顧客＝資金力のある企業や機関投資家を想定したサービスが多い印象を受けます。そんな中で資金の乏しい個人投資家をどこまで相手にするかというと、、どうでしょう。同社も商売ですから、提案や話を鵜呑みにしないようにだけ注意した方が良いかなと思います。

4.独自のマーケットレポートを公開している

シービーアールイー株式会社は公式サイトで独自のマーケットレポートも公開しています。

参照：cbre

同社の見解や期待利回りなども掲載されているので、同社の見解を知るほか、市況分析にも有用といえるでしょう。ただし内容の方は、これから投資を始める段階の投資家向けに書かれたものではありません。

PDFファイルまで含めて会員登録不要で読めるので、気になる方はとりあえず目を通してみてください。

生命保険代わりと言われたら要注意

不動産会社の中には「生命保険代わりになる」「保険料を圧縮できる」などと謳って不動産投資を勧める会社がありますが、これには注意が必要です。

不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信（団体信用生命保険）に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心＝生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。

団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。

こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。

不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。

シービーアールイー株式会社のクチコミ・評判

シービーアールイー株式会社にはいくつかの高評価が寄せられていますが、いずれもオフィスの立地やインテリアを褒める内容で、サービス品質は判断しづらい印象です。いずれも匿名性が高く、星のみの投稿も多く見受けられます。そもそも、業歴が長いわりに口コミ数はあまり豊富ではありません。

実際の営業対応なども踏まえ、総合的に判断してみてください。

シービーアールイー株式会社についてよくある質問

シービーアールイー株式会社について、よくある質問を抜粋しました。

賃貸管理は依頼できるの？

同社のプロパティマネジメントが賃貸管理にあたると思われます。ただ、プランや料金の詳細などは不明なため、同社へ確認するようにしましょう。

同社の販売実績は？

公式サイトを見る限り、過去の販売実績などは確認できませんでした。物件タイプとしては、オフィス、物流施設・倉庫、店舗、ホテル、データセンター、R＆D（研究開発）、工場、エネルギー＆サステナビリティ（太陽光発電など）に区分されています。

事業用不動産売買取引高ランキングの順位は？

同社は、2023年度の事業用不動産売買取引高ランキングにて1位を獲得したとのこと。ソースは、米国の不動産調査会社による調査です。

シービーアールイー株式会社のまとめ

今回は、シービーアールイー株式会社の企業情報、サービスの特徴、クチコミ・評判などについて解説しました。

同社は国内外に500箇所以上の拠点を持っており、独自のネットワークで物件を提案しているとしています。多角的なコンサルティングを強みと謳い、最新のマーケットレポートなどで自社の見解も公開しています。

全体的に規模の大きな物件の取り扱いが多いようですが、一応、中小企業や個人投資家向けの物件も取り扱ってはいるようです。しかしいずれも具体的な売買実績は不明なため、提案内容がどういったものになるかは判断がつきません。鵜呑みにせず、冷静に見極めましょう。

シービーアールイー株式会社を検討されている方へ

• 不動産投資は節税になります！と営業されていませんか？
  →節税効果は数年です。延命措置も実はありますが。

• サブリース契約なので安心です！と営業されていませんか？
  →サブリース契約のままだと物件売却ができないケースがあります。外すにはテクニックが必要です。

• 老後の資金のために現役時代に不動産を購入しましょう！と営業されていませんか？
  →先の話よりも今から儲かる不動産投資をしませんか？

• 友達の友達から不動産業者を紹介されていませんか？
  →その友達はあなたの人生を考えているのでしょうか？
• 相場より高値で不動産を売却できると言われていませんか？(すでに不動産をお持ちの方)
  →契約解除金狙いの可能性があります。

私は不動産投資マニアかつ元々不動産業者に出向した経験もあるため、お役に立てる自信があります。

もし気になる方はLINEでご相談ください。それでは！