株式会社奥野住販の評判・口コミ情報まとめ|海外不動産や不動産投資クラウドファンディングにも投資できる不動産会社

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投資マニアさわです。

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投資マニアさわ
41歳の投資マニアです。ほったらかしでお金が増える投資が大好物。不動産投資(ワンルームマンションが特に好き)を基盤としています。投資運用総額約6億円。年間手取り家賃収入約800万円。現在IT系コンサルティング企業勤務。過去には金融機関や外資系IT企業に勤務。宮崎県出身。1児の父。

今回は、足立区に拠点を置き不動産投資事業を展開する、株式会社奥野住販の特徴や企業概要、口コミ・評判を解説します。

同社は不動産クラウドファンディング「下町の大家さん」や、海外不動産投資にも取り組んでいるため、少なからず興味を持っている方も多いでしょう。

そこでこの記事では、フラットな目線から同社の実態をお伝えしたいと思います。現在同社から営業を受けていたり、不動産クラウドファンディングを利用した少額投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

奥野住販とは

株式会社奥野住販は、平成9年創業当時から「無事故・無違反の堅実な経営」をうたっています。

海外不動産投資や小口化不動産の共同投資だけでなく、売買仲介に中古物件の仕入・再販事業など、一般的な不動産投資会社と同じように関連業務はほぼワンストップで取り組んでいる印象でした。

ここからは、同社の会社概要をさらに詳しく見ていきたいと思います。

会社概要

株式会社奥野住販の会社概要は以下のとおりです。

公式サイトを確認したところ、同社は足立区内と浅草にそれぞれ支店を持っているようでした。

会社名 株式会社奥野住販
所在地 【本社】
〒121-0813 東京都足立区竹の塚1-33-3【竹ノ塚支店】
〒121-0813 東京都足立区竹の塚5-6-8【浅草支店】
〒111-0033 東京都台東区花川戸1-9-4
電話番号 【本社】03-5686-2234
【竹ノ塚支店】03-5686-3411
【浅草支店】03-5827-2234
設立 平成9年1月13日
資本金 1億円
代表者 奥野ゆり
事業内容
  • 不動産の売買
  • 不動産の仲介
  • 建築・リフォーム工事
  • 投資収益物件等の不動産企画
  • 不動産賃貸・管理
免許登録許可 宅地建物取引業 東京都知事(6)第74928号
建設業許可 東京都(特-2)第109731号
一級建築士事務所登録 東京都知事第56612号
不動産特定共同事業許可 東京都知事第132号
賃貸住宅管理業者登録 国土交通大臣(1)第002356号
加盟協会 (公社)全国宅地建物取引業保証協会
(公社)東京都宅地建物取引業協会
(財)住宅保証機構 登録番号21010939号
(株)日本住宅保証検査機構
株式会社東京カンテイ
株式会社ハウスジーメン
会社HP https://www.fudou3.co.jp/
「不動産特定共同事業許可」は不動産業者が購入した物件を小口商品化し、投資事業として展開することが認められた証です。「下町の大家さん」を運営するためのものですね。

主な事業内容

株式会社奥野住販の主な事業内容は、以下のとおりです。

  • 不動産仲介
  • 中古物件の仕入れ・販売
  • リフォーム工事
  • 海外不動産投資
  • 賃貸管理事業
  • 不動産共同投資事業

他社と異なるポイントとしては、やはり共同投資事業と海外不動産投資が挙げられるでしょう。たしかにメリットもあるのですが、結論から言うと、初心者にはあまりおすすめできないサービスです。その理由は後ほど詳しく解説します。

奥野住販の3つの特徴

奥野住販の特徴としては、以下の3つが挙げられます。

  • 下町特有のネットワークがある
  • 不動産投資クラウドファンディング「下町の大家さん」を運営している
  • マルタ共和国での不動産投資コンサルティングを実施している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

下町特有のネットワークがある

株式会社奥野住販は、創業から20年以上、足立区や台東区といった下町を中心に活動してきたようです。そのため、下町特有のネットワークに強く、掘り出し物の物件を提供しやすいことを強みとしていました。

たしかに、地域に根差して営業を行う小規模な不動産会社(通称:地場業者)は、地主などの資産を持つ人物へ集中的に営業をかける傾向にあります。

したがって、「REINS(レインズ)*」などに掲載されていない、独自物件を持っている可能性は少なからずあるかもしれません。

*REINSとは、不動産業者同士が物件情報を共有しているネットワークシステム。REINSに掲載されている物件は、基本的にどの業者も仲介することが可能。
ただ、地元特化とはいえ同社はまだ老舗と呼べるほどでもないようです。より運営歴が長い業者の方が優位性は高そうですが、そのあたりは実際に見て判断するしかないので、分からない時は投資マニアさわまでLINEしてください。

不動産投資クラウドファウンディング「下町の大家さん」を運営している

株式会社奥野住販が提供する「下町の大家さん」は、同社が保有する物件に対して、複数の投資家が少額ずつ出資し、割合相当分の家賃収入を得る仕組みです。要するに、一般的な不動産投資クラウドファンディングとなります。

また、「下町の大家さん」は優先劣後システムを採用し、より投資リスクを抑えているとのことでした。これは、顧客の投資元本を優先出資として取り扱い、ある程度の損失が出ても優先的に顧客へ利益を配分するシステムです。

上記は数万〜数十万円程度でも投資が始められる上に、ある程度の損失もカバーしてもらえるので、一見するととても低リスクに思えるでしょう。

しかし、この仕組みは「不動産会社が保有する物件」に対して出資することになります。すなわち、運営方針や家賃の金額などはすべて業者が好きに操作できるということ。突然家賃を下げられた場合、他者に分配されて目減りした家賃収入がさらに減額されてしまいます。

そして、出資者は物件を売却できるわけではなく、基本的に「継続」か「やめる」の二択しかありません。つまり、万が一賃貸需要が低下した場合は損失を受け入れるか、解約する他ないのです。

少額投資でリスクを抑えやすい反面、実物不動産を運用する際のような選択肢はほぼ与えられていないため、別物として考えた方がよいでしょう。小口不動産は投資信託やReitのようなイメージですね。不動産投資は借り入れた資金を家賃収入で返しながら、損益分岐後に売却して売却益を出すことですから、小口不動産ではこういった醍醐味がありませんので、お金が余ってるならやってもいいかな、くらいのスタンスです。

優先劣後と一口に言っても、その割合はさまざまです。優先劣後を採用していれば低リスク、と安易に判断するのもどうかと思います。

マルタ共和国での不動産投資コンサルティングを実施している

株式会社奥野住販は、ヨーロッパに位置するマルタ共和国の不動産投資もサポートしているようです。ちなみに、マルタ共和国は固定資産税や家賃収入に対する税金が発生しないため、不動産の投資先としては比較的悪くない環境となっています。

現地の賃貸相場なども上昇傾向ではあるため、十中八九その辺りもアピールしてくるでしょう。

ただ、そんな優位性を持つマルタ共和国での不動産投資にも、初心者にはおすすめできない理由があるのです。

  • マルタ共和国の年収中央値は200〜300万円と日本より低水準
  • 中心地の物件は275,000€、郊外でも220,000€と比較的高額
  • マルタ共和国の家賃相場は400〜700€

上記を総合して考えると、マルタ共和国は郊外の住宅を購入するだけでも3,000万円*ほど必要となる一方で、家賃収入はそこまで高くないことがわかります。節税効果があるとしても、為替リスクなどをカバーできるほどの収益が得られるかは疑問が残ります。

*2023年12月時点の為替レート約140円で計算

そして、特に注意するべきなのが、未完成物件に関するマルタ共和国特有のルールです。

マルタ共和国では、「契約当初の建築予定面積」と「完成時の面積」差異が5%以内なら法律上問題ないと同社の公式サイトで明記されていました。実際に現地のルールもその通りとなっています。つまり、当初の想定より物件が小規模になってしまうリスクがあるのです。

また、海外不動産は住宅ローンの対象ではなく、通常の不動産投資ローンも利用できません。現金がなければ不動産担保ローンか高金利のフリーローンを検討する他ないため、やはり節税できる分を考慮しても、国内の不動産投資の方が現実的のように思われます。

こちらのページに私の自己紹介と投資実績を掲載していますので、どこの不動産に投資すべきかお悩みの方はこちらも参考にしてください。

生命保険代わりと言われたら要注意

不動産会社の中には「生命保険代わりになる」「保険料を圧縮できる」などと謳って不動産投資を勧める会社がありますが、これには注意が必要です。

不動産を購入する際はローンを組むのが一般的であり、このときあわせて団信(団体信用生命保険)に加入することから、「ローン返済中に万が一のことがあっても安心=生命保険代わりになる」、とアピールしているわけです。

団信が生命保険の役割を果たすことは確かです。しかし団信がカバーするのはあくまでも生命保険が担う役割の一部。さらに、保障が得られると言ってもそれはあくまでも物件を所有している間だけです。

こうした理由から、団信に加入するからといって安易に生命保険を解約するのはおすすめできません。

不動産投資の目的は、あくまでも不動産によって利益を得ることです。投資本来の目的から逸れる部分で判断せず、しっかり物件選定しましょう。

これは「生命保険代わり」に限った話ではなく、「節税対策」や「年金代わり」といったセールストークも基本的に同様です。もしもこのような内容で不動産を提案された場合は相談してくださいね。

こちらのページにこれまでの投資実績を掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。

奥野住販の口コミ・評判

株式会社奥野住販は支店ごとに数件ずつ口コミが寄せられていました。

いずれも「社員の対応がとても良い」「素敵な不動産屋さんです」といった具合で、ポジティブな内容ですが、サービスに関する具体的な記述がない点は気になります。

参考にしづらい内容ですので、具体的なサービス内容については直接問い合わせた方がよさそうです。

奥野住販についてよくある質問

ここからは、株式会社奥野住販に関するよくある質問を紹介していきます。

奥野住販の代表者は誰?

前代表取締役社長である奥野賢次氏は、2022年1月12日に亡くなられたようです。奥野氏の訃報は、同社の公式サイトで公表されています。

現在は、奥野氏の後任として、奥野ゆり氏が代表取締役社長に就任しています。

本社と竹ノ塚支店の違いは何?

公式サイトをみる限り、株式会社奥野住販の本社と竹ノ塚支店の主な違いは、提供サービスの種類と所在地の2点です。

本社 竹ノ塚支店
サービスの違い 不動産売買、賃貸、注文住宅、リフォーム工事など 賃貸管理業務に特化
所在地 東京都足立区竹の塚1-33-3 東京都足立区竹の塚5-6-8
電話番号 03-5686-2234 03-5686-3411

本社では、不動産に関する総合的な相談を取り扱い、竹ノ塚支店では、賃貸管理業をメインに対応しているようでした。

マルタ共和国投資の不動産投資コンサルティングはおすすめできる?

結論として、マルタ共和国の不動産投資は避けた方が無難です。固定資産税などは発生しないものの、家賃相場は50,000〜90,000円ほどで、物件の相場は3,000万円程度と、収益性はごく一般的な水準です。

さらに、海外不動産投資のため通常のローンが利用できず、現金か不動産担保ローン、高金利フリーローンが主な選択肢となることから、最終的に残る利益は日本と同等かそれ以下に収まるかもしれません。むしろ、為替リスクによって赤字になるケースも考えられるので、基本的には避けた方が良いでしょう。

「下町の大家さん」はおすすめできる?

「下町の大家さん」は、少額から不動産投資が行えますが、投資家は家賃を設定できず、物件を売り払うこともできないため、そもそも実物不動産とは全く異なる投資になります。

そもそも、数万〜数十万円程度を出資しても、リターンは微々たるものなので、抱えるリスクと釣り合わない可能性がある点も、おすすめしにくい理由の一つです。

株式会社奥野住販のまとめ

本記事では、株式会社奥野住販の基本情報や特徴、提供するサービスなどを詳しく解説しました。

同社は一般的な不動産投資事業、仲介業、賃貸管理だけでなく、海外不動産投資や小口商品化にも積極的に取り組んでいるようでした。

しかし、いずれのサービスにも看過できないデメリットがあり、初心者にはおすすめしにくいのが正直なところです。

また、サブリース契約に関しては、多大な損失が発生するリスクもあるため、もし営業から勧められても断るようにしましょう。

その上で同社を利用するなら、今回お伝えした注意点を踏まえ、具体的なサービス内容や管理物件を営業担当に確認するところから始めてみてください。

同社を利用するべきか判断できない場合は、投資マニアさわがフラットな目線からアドバイスさせていただきます。こちらのページにわたしの投資実績を掲載しているので、本記事と合わせてぜひチェックしてみてください。

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